▼サンセット撮影に集中する年配フォトグラファー

オフィス近くの山手の住宅地を走っていると、丁度コーナーの所で人影が見えた。サンセットが眩しく、真っ黒な影だけがちらりと見えた。
一度通り過ぎるも、三脚が立っていたようだったので、再度バックして覗き込むと、確かに一人のフォトグラファーがカメラのセッティングをしているようだ。
「こんにちは。良いアングルですね。」と話し掛けると、かなり年配の方であったが、「はあ。・・・はい。」と口数が少なく、余り話をしたいようには見えなかったので、使用されているカメラとレンズをちょいと拝見して、背後からそのシャドーを数枚撮って帰る事にした。
何と使用機材は、NIKON D600。フルサイズの最新機種で、D800より小さめだが、最新機能を満載した一眼レフだった。そしてアダプター部分から長く伸びる望遠ズームレンズ。これも、何と、何と、NIKKOR 200-400mmの1本100万円を超えるという代物だ。
階段を登って僅か2坪ほどの隙間に、サンセット撮影の絶好の場所があったのかと・・・。自分でも撮影したかったが、場所が狭いのと、その時、標準レンズのNIKKOR 50mm 1.8Gしか装着して無かったので、夕陽の撮影は諦めたのだった。
歳を重ねても、十分趣味として楽しめる一眼レフカメラライフ。初期投資はある程度掛かるものの、ランニングコストは実に安くつく・・・素晴らしい趣味だと再認識した次第。・・・20年後は、この年配の方のように、夕陽に向かってファインダーを覗き込んでいるのだろうか!?
▼サンセット撮影に集中する年配フォトグラファー

▼サンセット撮影に集中する年配フォトグラファー

▼致し方なく50mmで捉えたサンセット時の空と電柱

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