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泰勝寺跡の鴨たち・・・

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 閑静な佇まい「泰勝寺跡」と言いたい所だが、現在、茶室やその他施設の修復工事が続いており、鴨たちもイヤプラグして、水面に浮かび寝ていた。

 寒くなり、取材箇所が限定される中で、最終的に「泰勝寺跡」を選ぶのが通例だが、これから数ヶ月間はヒンヤリとした森林浴を楽しむことができぬようだ。

 実は、午後4時頃に足を運んだので、入園している観光客は皆無。工事関係者の車が駐車場を占有している。受付に顔を出すと、「もう閉めました!」と言う。

 「看板には受付は4時半まで、閉園は5時ではないのか!?」と尋ねると、気まずそうにしていた。何とも、1時間も早く閉めるのは如何なものかと。

 これでは、県外の観光客が、細川ガラシャを訪ねて来てもウェルカムではない対応であれば、熊本市内を代表する観光資源を無駄にするばかりとなる。

 これこそが、殿様商売と言うのだろうと。よって、午後4時に入園して、25分後に取材を終えて、さっさと帰途についたのだった。

 
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写真・文責:西田親生

               

  • posted by Chikao Nishida at 2021/12/21 12:00 am

今年最後の満月・・・

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 12月18日、月の撮影実験を行った。そして昨日、月を見ていたら、何と今年最後の満月だという。よって、寒さにめげずに、数枚の写真を撮ることにした。雲が何度も掛かるので、その間隙を狙っての撮影。先般の学習が功を奏して、結構簡単に撮れた。

 昼間は、18年前に出逢ったバーテンダーに電話をして、近況を聞いた。とても研究熱心で、彼からはワインからカクテルまで、多くの学びを得ることができた。現在、酒は呑まないが、ワインやカクテルについては、結構やかましい人間になることができた。

 彼は熊本地震で自宅が全壊。ようやく復帰できたと言っていたが、ここ数年は大変な時期を送ってきたのだろうと、胸が痛くなった。某専門学校の顧問をしていた時も、棚の飾りとして洋酒を頼んだ時のこと、サソリが入った酒など、珍しい酒をさらっと数十本運んでくれた。

 お陰で、当時弊社サテライトオフィスに来訪するお客には、その酒の話で盛り上がり、結構、契約などもすんなりと取れたことを思い出す。それも、同バーテンダーのお陰であると、今でも感謝している次第。また、筆者が制作していた番組にも快く出演してくれて有り難かった。

 出逢いから、あっという間の18年。最近はなかなか直接会うことがなかったが、懐かしい声を聞いていると、心も体も元気になってくる。現在、彼も次なるプロジェクトを考えているようで、また新たな動きがあったら知らせるとのこと。とても、楽しみにしているところである。

 末筆ながら、元々優しい物腰のバーテンダーであり、蘊蓄が凄かった。一つのカクテルの歴史なりを尋ねると、延々と縦横斜めの多くの情報を筆者に投げ掛けてくれた。一番思い出深いのは、フローズンダイキリの話だった。今でも昨日のように覚えているが、実に素敵だった。

 因みに、フローズンダイキリは俗称「浅い海」と呼ばれ、文豪ヘミングウェイが愛飲していたものらしい。何とも言えぬロマンチックな描写であり、そのグラスを片手に持てば、文豪の心の中を垣間見ることができるのかも知れないと・・・。


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  • posted by Chikao Nishida at 2021/12/20 12:00 am

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