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小魚の撮影に四苦八苦・・・

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 二日連続にて、八景水谷公園へ。

 NikonのFXフォーマット機が2機も壊れたので、本日も、その代役としてNikon COOLPIX P1000(コンデジ)を持ち込んでの撮影となった。昨日よりも光の具合が悪く、フォーカスも甘めにて、かなりストレスが溜まった。

 そのストレスに苛まれている時に、ふと目の前の湧水池の水面に無数に小さな水飛沫が気になって仕方ない。何だろうと見えていると、小さな川魚がピチピチを弾ける様な音を立てて、空中に飛び出している。

 手持ちの3000mmまで撮せるコンデジにて、どのように撮影しようかと迷ったが、先ずは白い飛沫が見えた瞬間にシャッターを切ることにした。何十回も何百回もシャッターを切れども切れども、タイミングが合わない。

 結局、数十分間ランダム撮影を続けて足腰も痺れがきたので、遠くに浮かぶ鴨にフォーカスを当てた。その瞬間である。写真下のように、右下に小魚が飛び出した瞬間映像がおまけの様に付いてきた。現実はこんなものだと、苦笑い。

 勿論、一眼レフミラーレスの高性能のカメラであれば、もっと鮮明に撮せるのかも知れないが、本日は、小魚に遊ばれた感じで、ストレスを忘れていた自分自身に、思い出し笑い。しかし、このコンデジは、何となくクセになりそうな予感がする。

 一昨日、昨日と、知人二人から立て続けに電話があったが、電話内容は「Nikon COOLPIX P1000」について。フルサイズの一眼レフしか使わない筆者が、突然コンデジを持ち出して撮影した写真をアップして、それらを褒めてくれたのである。

 多分に、Nikon D800とDfの2機が一度にお釈迦になったので、慰めの電話だと思っていた。一人の知人は、「Nikon Coolpix P1000は侮れないですよ。私の東京の知り合いの写真家が、現在、お散歩カメラでNikon COOLPIX P950使ってるんですよ!」と。

 その方のブログには、一年以上も「Nikon Coolpix」で撮影した写真をアップしているらしい。理由は、持ち出すカメラを選ぶ前に、「Nikon COOLPIX P950」を握っていると言うから、普段のお散歩には最高のものに違いないと、自分に確と言い聞かせているところだ。


▼お散歩カメラ候補のNikon COOLPIX P1000(コンデジ)
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▼八景水谷公園の野鳥たち(2021年12月3日撮影)
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ロゼッタストーン公式サイト(since 1995/熊本県第一号WEBサイト)
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写真・文責:西田親生

         

  • posted by Chikao Nishida at 2021/12/4 12:43 am

コンデジに腰を抜かす・・・

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 コンデジを触るのは、LEICAのコンデジ以来、十数年ぶりのこと。実は、先般、長い間使い込み、大変お気に入りでもあった名機のNikon D800とDfが次から次に死んでしまったのである。D800はミラー部分を全て取り替えれば、数万円で修理が可能なようだが、Dfについては「CCD部分に傷があり、その他幕なども取り替えると二十万円近く修理費がかかります!」の返事で、完全にフリーズしてしまった。

 2機については、D800は2009年以来愛用してきたもの、Dfは2013年以来使い込んできたものだった。上記の様な高額修理代を捻出することを考えれば、高機能な新品を1機入手した方が賢明となる。しかし、取材で活躍してくれていた2機が一度に壊れたとなると、今後の取材に悪影響を及ぼす。と言っても、2機とも当時高額だったので、同レベルのものを2機取り替えるには無理がある。

 よって、格下の格下であるコンデジ(Nikon Coolpix p1000)を、日頃の取材機材として使用するか否かの判断を下す事に。

 本日、日頃から足を運んでいる八景水谷公園(熊本県熊本市北区にある湧水公園)へ行き、コンデジを使って花や野鳥を撮影してみたのだった。「コンデジだから大したことはない!!!」が、筆者の頭にあった。このコンデジのレンズは一体型で、24mmから3000mmとある。これは、マクロ撮影もできそうなので、虫眼鏡から天体望遠鏡並みの機能のようだ。片手に持って、コンデジという感じを受けず、結構な重さである。

 十数年ぶりに撮影するコンデジ。画質に関して細かいことを言えば、フルサイズのD800やDfに勝てるはずがない。ただ、小鳥などの野鳥を遠距離から撮影するには、日頃の600mmの超望遠と比較すると、その5倍の超望遠となる訳で、ハラハラドキドキしながら、縦に撮ったり、横に撮ったりと、実験を繰り返していったのだった。液晶ファインダーには違和感があるものの、思いの外フォーカスが良く、手ブレがない。

 撮影したものは以下の通り。従来の機材で撮影したものとは色のり、奥行き感、グラデーション、ボケなどは違うが、超望遠領域での撮影については、BLOG NEWSやSNSにアップする程度の写真であれば、十分なものであることが確認できた。今までコンデジを見下げてきた筆者だが、本日をもって、その高機能さに脱帽し、完全に認識が変わったのである。流石にレンズのNikon。とんでもないレンズを作ったものだ。

 勿論、商用ベースでの撮影となればフルサイズ以上は必須。しかし、日頃の取材ではこの程度と言うと失礼に当たるので、この高レベルのコンデジであれば、景色や野生動物などを撮影するには、事足りると思った次第。3000mmと言っても、カメラに興味のない方にはピンと来ないはずだ。しかし、カメラ好きにとっては、とんでもない超望遠レンズとなる。一眼レフで使用する超望遠レンズでは、3000mmという大物は皆無。

 もし、レンズの受注生産するところに、オリジナルレンズとして発注するとなると、高級外車が購入できるほどの費用が掛かりはしないかと。因みに、市販されている某S社のバズーカの様な超望遠レンズのお値段は、1本二百万円を下らない。そして、重さが30キロ以上もある化け物である。そんなこんなを考えながら、このNikon Coolpix p1000というコンデジをまじまじと見てしまった。聞けば、月のクレーターまでくっきり撮れると言うから、凄過ぎる。


▼コンデジ:Nikon COOLPIX P1000
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▼八景水谷公園の野鳥とサザンカ、紅葉
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  • posted by Chikao Nishida at 2021/12/3 12:00 am

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