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短気は損気・・・

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 チーム全員へ1から5までの品を提示し、それらを検証する期間を2ヶ月間ほど設け、日々検証を行って来た。色んな組み合わせで比較を行い、ようやく5つ中から残ったのは2つ。更に検証を重ねて、やっと最良の品が見えて来たように思えた。

 ・・・と思った矢先の事、チームの中心的な人物Aへ、再度、5つの中から最良と思う品を試して欲しいと言ったところ、Aは全く別物を持ち込んで来たのである。これまでの2ヶ月間、試行錯誤の検証が何だったのかと、閉口するばかりとなる。

 止む無く6つめの物を検証すると、可もなく不可もない。決して秀逸とは言えず、これまで検証してきた5つの物より遥かに劣っていた。多分、仕入れ値と安定供給を優先して決めたのかも知れないが、猫騙しに遭ったような気分となった。

 よって、人物Aへ、6つめの物が他の5つの物より劣ることを伝えると、豹変した人物Aは仏頂面となり、投げやりな態度を見せ、全てを否定されたが如く激昂していた。物への客観的な評価が、自分自身への否定、非難であると勘違いしている。短気は損気!

 言葉は悪いが、大人になりきれていない子供のように思えてならない。周囲も「取扱注意」と言うほど、少々面倒くさい人物のようである。更に、義理人情が理解できない、礼儀作法も分からない。胸筋も開かぬばかりで、人間不信に陥った人物なのだろうと・・・。

 この状態では、チームのヘッドとしての資質が問われる訳で、もっと、人の言葉に耳を傾け、常にオープンスタンスにて周囲の若手を育てなければ、人が育つはずもない。よって、今回のプロジェクトは全く無意味なものとして、本日をもって終了する事にした。


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文責:西田親生

                     

  • posted by Chikao Nishida at 2020/2/17 12:47 am

とかくに人の世は住みにくい・・・

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 自然の中に入り込むと、仕事現場での喧騒を逃れ、自然体にて自らの背中を見直すことができる。

 世の中には、自らを含めていろんな人がいる。せっかちな人、のんびりな人、目に落ち着きがない人、手柄を全て自分のものにする人、失敗を他人に押し付ける人、本業を忘れてタレントのような素振りをする人、肩書きにぶら下がり引き際の悪い人、アルコール依存症になり思考回路が狂った人などなど、千差万別である。

 人種差別が叫ばれる昨今だが、人種差別をする人間ほど心が歪みきっている。権力を手にすると暴君と化し、身勝手な行動を正当化し、他人へ迷惑掛けても素知らぬ顔をしている。損得ばかりを最優先し、他人様への気配りなど一切ない人もいる。パワハラ、セクハラなんぞ御構い無しである。

 現代社会の流行なのか、世界各国の元首で尊敬に値するような人格者を見かけることが少なくなった。発達障害なのか、子供のような我儘三昧が罷り通ると思い込んでいるのか、権力の拳を振り下ろすことに快感を覚える暴君たち。民主主義という柔らかな絹の布で覆われている国がどれだけあるかと言えば、皆無に等しい。

 国家間のトラブルでも、相手の言葉尻ばかりを取り上げ、自らを正当化するために虚偽の発言や難癖を繰り返す民度の低い国もある。内政安定のために、恐怖政治を強行し、国民を脅しながら虐げ、身勝手にも保身にのみ走る元首たち。国民の象徴的存在であるべき元首が理想的なのかも知れないけれども、九分九厘、私利私欲に走る。

 そんなこんなを考えていると、漱石が草枕の冒頭で語る「智に働けば角が立つ。情に掉させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。」を思い起こす。SNS時代になり、電話も取れない、電話を怖がる世代が増えたというが、本来のヒューマンコミュニケーションの欠落が齎した現象であろうと考える。デジタルで忘れ去られつつある、アナログな人とのFACE TO FACEのお付き合い。見直す時期が来たようだ。


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文責:西田親生

                   

  • posted by Chikao Nishida at 2019/7/26 03:06 pm

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