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制作物の価値観と取り扱い

▼イメージ写真
soup


 昨日、三社打ち合わせの機会を得る事ができた。とても明るい頭を持った若手経営者で、表情も柔和、且つ、話す内容に幅と奥行き、そして時系列な整理がキチンとした方だった。

 筆者と会う前の事前調査もされているようで、20年ほど前からの実績やその他知り合いの方の話等も飛び交った。筆者としては既に顔も忘れている方の話をされて、「あ〜、そんな時代もあり、大変でしたね!」と懐かしい「熱中時代」を思い起こさせてくれた。

 本日のテーマは、「制作物の価値観と取り扱い」である。

 我々の業務は、1990年からマルチメディアに着手、本格的三次元CGシミュレーション動画制作をスタートさせ、1995年にネット事業(WEB、メール、PodcastsやUstream番組制作及び放送、取材、ビデオ制作・・・)へと移行し、それからあらゆるメディアを統合、融合されるクロスメディアに至っている。

 車やカメラ、その他食べ物であれば、実際手に触れて動かしたり、味覚を楽しみながら食したりと・・・人間の視覚、聴覚、触覚など五感の刺激を受けながら、その価値観をダイレクトに得る事ができるのである。しかし、我々の制作物は、手に持って重さを感じる訳でもなく、それに価値観を持つ経営者に会うという確率は、頗る少ない。

 取材にしても、厳密に言えば、機材費、車両費、人件費、技術費などが生じる訳で、いつ何時でも無償で行えるものではない。更に、取材写真や動画を一つの作品として制作をするのであれば、加えて技術費、人件費など時間と労力が付きまとう。それが我々の武器でもある訳だが、それを無償サービスで受けてしまっては、生きて行く術がない。

 写真のように、熊本ホテルキャッスル九曜杏で特別にオーダーした、冷静パンプキンスープ。右手の器には3倍ほどのスープが入っている。その見事なまでの大きさと、持った時の重さ・・・そして、喉越しの良い冷たくなめらからスープは、至福の極みとなり、食後の満足度を増幅させてくれるのだ。

 勿論、この量で小さなカップに入っているスープとは同額ではない。当然である。新たに大きな器を使う事にもなり、それに三倍の量のスープが入っているのだから・・・。材料費もさることながら、食後も、片付けに要する人件費も掛かる。皿洗い機の電気代も拭き取りも・・・全てに経費が掛かってくるのである。

 直感的に且つ物理的に、それ相応の「価値観」がホテルレストラン側から、筆者へと伝わってくる。その「価値観」に心地よさを感じれば、その値段が少々高くなろうが、客サイドの満足度は変わらないどころか、より高くなってくる。

 しかし、これを「小さなカップと同じ値段でサーブしてくれ!」と横着にもの言えば、それは問題外の「」である。美味しい料理に「価値観」のない人は、横柄にもそういったオファーをするのだろうと・・・。

 取材は大きく分けて、四通りある。一つは事実だけを伝える取材、また、経費ありきの宣伝広告を制作する為の取材。更に、従来のクライアントへのサービス的なパブ取材、そして、話題作りの為のやらせ取材がある。されど、それらがごちゃ混ぜになってしまっては、本来の公正中立な立場での取材の意味や価値はなくなってしまう。

 どうやら田舎では、この取材の「価値観」が皆無に等しく、それを利用して、自らの業務の為に、水面下で「密約」により無償化されている場合もなきにしもあらず。諄いようだが、やらせ的ななんちゃって取材を除き、一般的な取材の重要点は・・・「公正中立」な事である。従って、その取材内容が社会的に、「話題性」や「価値観」を持つことにある。

 素人のブログやSNSでの呟きは、決して取材とは言えない。それは単なる絵日記であり、それを確たる取材だと豪語するのであれば、それはネットというメディアを掌に転ばしているという危険極まりない「錯覚」が、そういった誤謬(ごびゅう)をもたらしているに過ぎない。

 「制作物の価値観と取り扱い」。昨日の会議の中でも提起されたものが、「著作権と二次利用について」。それに対する曖昧な感覚への警鐘がこれから必要となってきたようだ。今後、特に田舎という土壌では、それらを徹底的に啓発、啓蒙して行かねば、我々のメディアの世界で仕事をしている人間にとっては、大変な死活問題となってくるに違いない。


▼YouTubeにアップしているインフォマーシャル
◎ステーキハウス淀川
◎ソフィ・タカヤナギ

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  • posted by Chikao Nishida at 2014/7/25 03:48 am

モノトーンの世界を事業化。

▼ステーキハウス淀川・・・「旬」
yodogawa-poster1


 ここ2年間で温めて来た事は、自社のクリエイティブな制作力のアップと自分磨きであった。・・・と言っても、二〜三日で出来るような即席なものではなく、道具や機材、そしてスキルも、相当研究を重ねて、経験を積まない限り出来ない代物なのだ。

 一昨年10月に、知人(経営者)から勧められて唐突に制作開始した「書」。人生の集大成の一つとして「書」に傾注した。数ヶ月で8000枚を超える半紙に書き殴っていった。それに加え、その1年後の昨年10月頃から本格的な写真撮影にどっぽりと浸かってしまったのだ。

 筆者がこれから先、カミソリの刃の如く追い求めるのは、「モノトーンの世界」。若い世代の方々は、生まれた時からカラーテレビ、カラーの写真と・・・すこぶる素晴らしいメディア環境下で育っているので、逆に「モノトーンの世界」は新鮮ではなかろうかと推察する次第。

 筆者は寝食を忘れ、カメラ本体やレンズとの相性、レンズの特性などを探究すればするほど、どんどんと深い写真の世界に引き込まれて行くのである。更に、1年前にめらめらとボルテージが高まってきた「書の世界」が面白くなり、モノトーンの「書」と「写真」の融合を何とか作品にしたいという、野望が尚更強くなって来たのだった。

 よって、ここらで一つのプロジェクトとして、自社の業務に「モノトーンの世界」を軸とした、「書」と「写真」のコラボ作品の受注生産を開始したいとの結論に至ったのである。生き生きとした仕事人の横顔にフォーカスを合わせると、ゾクゾクするほどその人のオーラや緊張感が伝わって来る。その一瞬間を切り撮った写真。それがモノトーンであれば、見る側へは「想像」という課題を与えてくれる。

 「書」は、数千年の歴史と伝統が今に伝えられている訳で、そこに近代と現代の技術が凝縮された写真というものが加われば、もっと違った世界を表現できるのではないかと考えた次第。・・・高村光太郎の著「美について」を読んだのは、高校一年生の頃だったが、そこに出てきた「玻璃面」という言葉に魅せられた事を、昨日のように思い出すのである。

 本業はIT、マルディメディア、クロスメディアではあるが、その集大成として、アナログな世界(書と光学的な写真映像)を徹底追究して行き、今に辿り着いたような気がしてならない。・・・他人様が飛んで喜ぶような作品作りは並大抵のものではないが、それに挑戦してみようと・・・。また、クオリティの高い取材力をもって、ロゼッタストーン会員の売上アップに繋がるべく、積極的に動き回ろうと考えている。

※ちなみに、昨年末、月間売上最高額(創業以来)を達成したクライアントがあった。実に、喜ばしい限りだ。


▼ステーキハウス淀川・・・「いただきます。」
yodogawa-poster


▼熊本ホテルキャッスル ダイニングキッチン九曜杏・・・「硝子張りの厨房」
KEIGO-KUDOU


▼熊本ホテルキャッスル ダイニングキッチン九曜杏・・・「若手シェフ」
GO-HORIBE



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  • posted by Chikao Nishida at 2014/1/11 02:08 pm

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