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個展『如水 2017 in 山鹿』より・・・

▼山鹿市 豊前街道

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 2017年2月の個展開催から、あっという間に5年9ヶ月が過ぎた。

 2016年4月の熊本地震により県内が大混乱となった。それから1年間は安全地帯と思われる熊本市内一部と熊本県北を取材することが多くなる。更に、コロナ禍となり、段々と取材エリアが狭まり、現在に至っている。

 それまでは、熊本城へは毎週足を運び、櫓のアングルを楽しみながら撮影していたが、西郷隆盛に「清正公に負けた!」と言わせたほど、実戦型最強の城であると思っていたが、激震によりほとんどの石垣や櫓が崩れ去った。

 そうしている間に1年が過ぎ、生まれ故郷である山鹿市にて、初めての個展(写真展)を開催することに。開催記念に数十点の写真を収録した小冊子『如水 西田親生写真展記念』を発刊し、来場者へ配布することにした。

 下の写真群は、その『如水 西田親生写真展記念』に収録した写真の一部を掲載したものであるが、自己評価すれば、写真は赤点ギリギリの30点ではあるが、初めての個展としては、多くの来場者が訪れ、感謝するばかりとなる。

 それから5年以上が過ぎた訳だが、これまで撮影した写真を整理しつつ、次の個展の計画でも立てようかと考えている次第。

▼西田親生写真展記念小冊子(非売品)

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▼八千代座の提灯(山鹿市)
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▼八千代座の桟敷席と天井広告(山鹿市)
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▼山鹿市 豊前街道(山鹿市)
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▼有働自轉車(山鹿市)
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▼古い自転車のベル(山鹿市)
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▼菊池川(山鹿市)
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▼落合メガネ(山鹿市)
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▼不動岩(山鹿市)
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▼上内田川の小鳥(山鹿市)
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▼鳰(嘉島町)
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▼江津湖の大鷺(熊本市)
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▼八景水谷の大鷺(熊本市)
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▼飛翔(熊本市)
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▼飛翔(熊本市)
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▼鹿北町のコスモス
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▼錦鯉(熊本市)
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▼錦鯉と銀杏の葉(熊本市)
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▼竜門ダムの柿(菊池市)
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▼吊り橋(鹿北町)
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▼水遊び(熊本市)
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▼水浴び(熊本市)
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▼旧細川刑部邸(熊本市)
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▼旧細川刑部邸の塀崩落と野良猫(熊本市)
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▼熊本城全景(手前は戌亥櫓)
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▼熊本城十八間櫓
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▼熊本城復元のために熊本市へ寄贈した城郭資料写真(百数十枚を寄贈)
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▼鹿本町の穀倉地帯
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写真・文責:西田親生

                               

  • posted by Chikao Nishida at 2022/11/19 12:00 am

『お人好し』と指摘され、何度も考えてみた。・・・結果、『お人好し』だった。

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 最近、心から敬愛する人から「未だに、お人好しが治っていない!」と言われ、これまでの半生を振り返り、記憶に留めている(ほとんど記憶にある)ものを引き出しては、自分の言動、挙動を再検証することに。

 人と人との関わり合いは『如水』であることは十分承知の上だが、何事も、特に仕事関係を振り返れば、結果的に『お人好し』が邪魔をして、バカを見ることが多かったように思える。結論は、指摘された通り『お人好し』に間違いはない。

 セキュリティ管理については万全と思っているけれども、仕事に関しては、相手が語る言葉を鵜呑みにしてしまう傾向がある。それは『性善説』的なものが邪魔をして、頭から相手を疑わない性格のようだ。

 特に、仕事となれば、その人なりとの繋がりにおいて、随分過去のことまで遡り記憶に留めているので、全て、良い方に良い方に物事を考え、更には、過去の繋がりまでをも大切にする傾向がある。しかし、大抵の人は変わってしまう。

 プライベートであろうが、ビジネスであろうが、『如水』というものが最良の基準か否かを考えてみたが、畢竟、心を許し、全幅の信頼を持つ人は例外として、一般的な関わり合いは『如水』に限る、という考えが賢明なように思えてならない。

 ただ、ビジネスのおいては、相手の立場を考えれば、特に、しっかりした職業であり、それなりの職位を持っている方であれば、初手から、相手の言葉一つ一つを信じたくもなる。しかし、冒頭に申し上げた通り、『お人好し』が原因で、『大ドンデン返し』で凹むことが多かった。

 ここ数年を振り返っても、同じような『大ドンデン返し』が、幾つも目の前を過ぎ去っていった。相手の『豹変』ぶりに腰を抜かすばかりか、これまで相手が放ってきた言葉が全て『虚言』となり、その凹みというものは、1mもの厚みのある『信頼』の鉄の塊が、0.1mmの薄っぺらいものになったかのようで、『人間不信』に陥ってしまうのである。

 既述の或る人曰く、「ずっと言ってたでしょ。お人好しなんですよ。皆の言うことを信じてしまい、更に、一所懸命になって全力でサポートしようとしても、その心が伝わる人は少ないんです。だから、お人好しは利用されるんですよ。もういい加減に、お人好しを治してください!」と。

 父が生前、若かりし筆者へ漏らしたことがあった。「お前は、検察官には似合わない。裁判官だったら良いかも知れないが、どうも、お人好しすぎる!」と。法曹界にいた父が漏らした言葉に、当時、腑が煮えくり返ったが、その時、既に見透かされていたのかも知れない。

 元々、母方の人間に近いというか、博多に住んでいる母方の親戚を見回すと、皆、『お人好し』。とても優しい叔父叔母、従兄弟ばかりだ。血は争えず、母方のDNAをしっかりと受け継いでいるのが、筆者なのであろうと。

 つい最近も、『言った・言わない』で、長い間待ち望んでいたことが、目の前で吹っ飛んでしまった。まあ、京都の人間らしい『言葉の綾』なのかも知れない。この時点で数十年間大切にしてきた『信頼の絆』がぶっつりと切れてしまった感がある。

 世の中、そう甘くはないと言うことである。人と人との関わりは、『如水』に限る。『如水←上善は水のごとし』は、思いの外、奥深い人生訓である。尚、『如水』の語義は複数あるので、Googleでお調べいただければと。

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書・文責:西田親生

                     

  • posted by Chikao Nishida at 2022/10/31 12:00 am

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