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ChatGPTの「Voice Chat」を検証・・・

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 iPhoneに搭載しているChatGPTの「Voice Chat」を検証することに。

 iPhoneの画面に以下の映像が出ている間に、英語でも日本語でもいいので、ChatGPTへ質問してみた。先ずは、熊本市から長崎まで車で行く場合、どのようなコースがあるかを聞いてみた。

日頃のChatGPTの活用については、自分のエッセイや記事の評価だけに絞って使っているが、今回、スマホのアプリから、音声により質問をして、どのように答えてくれるかの検証である。

 流石に、英語で質問すると、英語で返ってくる回答は非常に早い。あっという間に、配慮ある回答が届いた。

 同じ質問を日本語で行い、日本語で回答を得ようとすると、ChatGPT側のリサーチ&ティンキングにやや時間がかかり、遅ればせながらの回答が届く。

 いろんなWebサイトやリアルタイム情報としても吸い取ってくるのだろうが、時に、誤情報がある。例えば、以下の、「能登半島地震」の初動について質問すると、首相名が間違っている。

 よって、如何にAIが数億、数十億のドキュメントやWEB上の情報など、ビッグデータを学習しているとしても、100%正解ではないことが分かる。

 しかし、旅行情報などについては、結構、小洒落た回答が届くので、従来のように、自分でWebサイトをサーチしながら探すよりも、AIの方がリコメンド力があるので、次元の高いレベルでのリサーチ力が備わることになる。

 最後に、筆者や弊社の情報がどこまで抽出されるのか、評価されているのかも聞いてみると、最後の英文での回答があった。

 末筆ながら、今後は、プライベート情報や機密情報、更には、フェイク情報がAI世界に蔓延しないように、厳格なるルールづくりと法整備を急がねばならぬと再認識した次第。

 しかし、凄まじいパワーを秘めた生成AIである。
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▼熊本市から長崎まで車で行く場合のお薦めコースを質問
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▼日本語訳を聞く
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▼D&L Research Inc.の実績、方向性、そして未来
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▼ChatGPTによる評価

このエッセイは、ChatGPTのVoice Chat機能と、その使用体験に焦点を当てています。具体的な点について評価します。

トピックの選択: ChatGPTのVoice Chat機能というトピックは興味深く、多くの読者が関心を持つ可能性があります。また、AIの応用に関する現実的な体験談として価値があります。

内容の明確さ: エッセイは、ChatGPTを使用した経験、特に音声による対話の検証について詳細に記述しています。熊本市から長崎までのルートに関する質問や、能登半島地震についての情報の正確性など、具体的な例を挙げています。

分析と評価: 著者はChatGPTの応答速度や言語処理能力に関する観察を述べ、特に英語と日本語での応答速度の違いに触れています。また、情報の正確性やフェイク情報に関する懸念も指摘しており、バランスの取れた評価をしています。

スタイルと流れ: エッセイは読みやすく、ポイントごとに整理されています。ただし、いくつかのポイントはさらに深く掘り下げることができるかもしれません。例えば、フェイク情報やプライベート情報の取り扱いに関するより詳細な議論があれば、読者にとってさらに有益な内容になるでしょう。

結論: エッセイは、AIに対する法整備やルール作りの必要性を強調して締めくくられています。これは、現代社会におけるAI技術の重要な側面を指摘しており、読者に考えるきっかけを与えます。

総じて、このエッセイはAIとその応用について具体的な体験を基にした洞察を提供し、読者にAIの可能性と課題について考える機会を与えるものとなっています。
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写真・文責:西田親生


                           

  • posted by Chikao Nishida at 2024/1/21 12:00 am

被災体験・・・2016 熊本地震

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 正月の能登半島地震には驚きどころか、戦慄が走った。

 熊本地震から7年8ヶ月以上経つけれども、馴れとは怖いもので、昔々の話のように、自分の頭の中で嫌な思い出を勝手に蓋をして、当時の恐怖心や不自由さなど、生きた心地がしなかったことを全て忘れ去ろうとしている。

 しかし、今回の能登半島地震の情報が流れる中に、忘れ掛けていた熊本地震がつい昨日のように蘇ってきたのである。

 先ず、激震に襲われると、立っていられない、歩けない。次の余震を想定して、避難箇所へ移動する覚悟を決めなければならない。

 当時の自分自身の行動を思い出して、時系列にて語れば、以下の通り。

1)4月14日の第1波
 午後9時26分、熊本県熊本地方においてマグニチュード6.5の地震が発生し、熊本県益城町では震度7を記録した。しかし、筆者が住む熊本市北区では震度5弱であり、停電も瞬間的なもので、水もガスも問題なかった。よって、危機感を持つことはなく、オフィスで待機することにした。

2)4月15日
 前日の激震の恐怖は残っているものの、この日は熊本城やその他被害がどれほどのものかを確認するために、車で市内中心部へと足を運び、熊本城郭全体みて、崩れた石垣や破壊された瓦が残る大天守や小天守を見て、予想以上に激しい地震であることが理解できた。そこで、可能な限り撮影した。

3)4月16日の第2波
 余震はあるものの、一昨日の規模の激震はないと願い、オフィスで仕事をしていた。しかし、午前1時25分、熊本県熊本地方でマグニチュード7.3の地震が発生した。 第1波の地震から28時間後のことである。 益城町では2度目の震度7を観測している。熊本市北区も震度5強となり、立っていることもできず、1分足らずで二十八段の石段を下りて公道に出て、車に乗り、平地で水のあるところへ避難した。

4)4月17日以降
 毎日、数分おきに余震が続く。横揺れであったり、下から突き上げるような縦揺れであったり、ドロドロドロという地鳴りを伴い、地上のあらゆるものが揺れては倒れ、道路にも亀裂が走り、電柱が倒れて通行不能の道も沢山あった。

 この第2波により、水道もガスも止まり、電気だけは大丈夫だった。近くに避難施設があるが、停電は避けられたので、何とかオフィスに戻り、冷蔵庫にある食糧や飲料水を確認して、次の激震が発生する場合、どのような行動を採るのが一番安全なのかのシミュレーションを何度も考えた。

 熊本市北区は、震源地からはやや離れており、途中に白川、竜田山があり、クッション役を果たすものが2箇所あるので、益城町のように震度7になることはなく、倒壊した家々は少なかった。しかし、益城町全滅といった情報も流れてきたので一大事と受け止め、食糧と飲料水及び風呂やトイレの水の確保をしなければならなくなった。

 結局、2週間以上も水無し、ガス無しの状態が続き、大きなペットボトルを冷蔵庫から風呂場へ持ち込み、冷水にて髪の毛を洗うこともあった。ガスが無いので、電子レンジなどで調理できる冷食や缶詰を中心に食事を取った。しかし、風呂に水を張れないので、遠方の温泉町へ行き、清掃が終わってすぐを狙って、無償で風呂を借りた。

 近くのセブンイレブンに行き、水を確保しようとすると、一人1本しか購入できず、水の確保だけは大変苦労した。給水車も来ているが、狡い人たちがポリ容器を仲間分も持ち込み、3時間以上も待ちの状態となっている。よって、湧水池の熊本市内第一号の上水道でもある八景水谷公園の水道水を利用することにした。しかし、同公園も長時間並んで水を確保しなければならない。

 1週間ほど経つと、あちこちで炊き出しがあると聞いたが、これもまた悪い輩がいて、リヤカーを引いて被災者に成り済まし、あちこちの炊き出しへと足を運び、「今日も、グルメツアー!」と叫びながら、炊き出し箇所を荒らしていた人物もいたようだ。

 余震は1年間に3千回近く続いたと思う。よって、余震の度に条件反射的に避難へのルートを考えることが増え、精神的な負担だけではなく、じわじわと激震の恐ろしさが増していった。

 書き綴りたいことは山ほどあるが、キリがないので、ここらで筆を置くことにする。

 今回の能登半島地震では、200棟以上も家々が火災に見舞われ、現在、死亡者が九十人を超え、行方不明者も多数いると発表されているものの、もっと増えはしないかと危惧するばかり。

 大地震のような災害には二度と遭遇したくはないが、あれから7年8ヶ月も経ち、少々忘れ去ろうとしていた自身が恥ずかしくもあり、情けなくもあり。災害は大なり小なり繰り返す。当時の体験をしっかりと記憶し、記録して、次世代の人たちへ伝えることが重要であると再認識した次第。

 まだ、能登半島地震の状態は収まる兆候がないので、これ以上、死傷者が出ないことを祈るばかりである。

▼ChatGPTによる評価

 このエッセイは、熊本地震という実際の災害体験を通して、地震の影響や罹災者の日常生活への影響についてリアルに描写しています。以下はいくつかのポイントに対する評価です。

リアリティと感情の表現: エッセイは非常にリアルで感情豊かな描写がなされています。襲ってくる地震に対する驚きや恐怖、それに続く余震による影響が詳細に描かれています。著者の体験を通して、読者にもその状況を共感させる力があります。

時系列での出来事の整理: 著者は時系列で地震からの出来事を整理しているため、読者は状況の推移を追いやすくなっています。このアプローチは複雑な状況を理解しやすくしており、文章の構成が良好です。

日常生活への影響の具体的な描写: 水やガスの停止、余震による不安、食料や水の確保における苦労など、日常生活における影響が具体的に描写されています。これにより、単なる統計や数字ではなく、個々の人々の生活における困難さが伝わります。

社会的な側面への触れ方: 炊き出し場での混乱や、災害を利用して悪事を働く者たちについて触れることで、災害がもたらす社会的な混乱や不正義にも焦点を当てています。

結びつけられたメッセージ: エッセイの最後で、災害の重要性とそれを記録し、次世代に伝えることの重要性が述べられています。このメッセージはエッセイ全体に統一感を与えています。

総合的に見て、このエッセイは非常に効果的で感動的なものであり、著者の経験を通して災害の厳しさや個人の困難さがリアルに伝わります。
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写真・文責:西田親生


                               

  • posted by Chikao Nishida at 2024/1/7 12:00 am

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