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雨上がりの桜・・・

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 熊本市内は、生憎の雨だった。スマホで雲の流れをチェックすると、県北部は午後3時過ぎには雲が切れ、青空が見えるような気配。一度は取材を断念したが、もしかすると、雨上がりの桜の花を撮影できるかと思い、水辺プラザかもと(山鹿市鹿本町)へ一目散・・・。

 途中の車の往来は少なく、すいすいと同プラザ駐車場に到着。ところが、小糠雨が止む気配がない。スマホの雲の流れがズレたのか。諦めて帰途につこうとすると、お日様の光が差し込んできた。さっとカメラを持ち出し、傍を流れる上内田川の土手へ足を運び入れた。

 運良く、白と薄ピンクの桜の花が咲いている。雨が上がり、段々と青空になってくる。光が強過ぎると厄介なので、雨上がりのしっとりとした桜の花々を、マクロレンズで捉えることにした。水滴がたくさん花びらに乗っており、周囲の景色を映し出し、とても美しい。

 撮影すること20分程度。一度諦めたが、思い直して、今回は正解であった。もう少し撮影する時間が欲しかったが、午後4時を過ぎていたので、途中の車の渋滞を避けるために、車のエンジンを掛けた。正直、後ろ髪を引かれる思いのまま、帰途につくことにした。

 蛇足ながら、同プラザ駐車場にはキャンピングカーがやけに多かった。ナンバープレートを見ると、札幌ナンバーもあり、全国各地からアウトドア派の人たちが集まっているようだ。温泉もあり、食事処、ショッピングゾーンなどもあり、人気ポイントなのだろうと・・・。

 コロナ禍の時代は、キャンピングカー生活は楽しそうに見えてならないが、ほとんどの来場者は、現役を退いた高齢者ばかりである。本格的なキャンピングカーもあれば、軽を強引にキャンピングカーにリメイクしたものもあるが、装備はなかなかのハイテクのようであった。


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写真・文責:西田親生

             

  • posted by Chikao Nishida at 2022/3/20 12:00 am

上内田神社の彼岸花・・・

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 熊本県内あちこちで、彼岸花が咲き始めたという情報を得た。炎天下、木陰のある場所を求め、午後2時40分を過ぎていたが、熊本市を出て、山鹿市菊鹿町にある上内田神社の彼岸花を撮影することにした。

 熊本市中央区から約34キロほどのところ(国道3号線、県道37号線経由)に、上内田神社(山鹿市菊鹿町)がある。時間帯としては渋滞がなさそうなので、45分ほどで到着予定。食後間もないので、睡魔に襲われそうになるが、しっかりと目の玉を剥き出して、同神社へ向かった。

 あと5分ほどで到着予定となり、走行中の前方左右を見回すと、少々乾き気味だが彼岸花が点々と咲いている。撮影するには、炎天下では無理なので、同神社の木陰に咲くものが最適であろうと。予定より5分ほど早く到着。幸運にも、神社境内の木々の横に、美しく咲く数本の彼岸花の姿があった。

 午後5時頃には熊本市内に戻りたいので、20分ほどの取材時間にて、同神社を出発する必要がある。苔むした神社境内は、炎天下の撮影と比べれば、天国である。勿論、藪蚊やダニ対策の虫除けスプレーを足元、両手、首筋へ噴霧し、撮影を始めたのだった。目の前に小さな蛙がピョンピョン跳び回っている。

 すぐ横を流れているのは、上内田川。今日は水量が少なく、静かなものであった。向こう岸は、低い棚田に稲穂の緑が一際美しく、白雲と青空が稲穂の脇役としてしっかり仕事をしてくれている。ミニ・ヘリコプターのエンジン音が聞こえてきた。防虫のための噴霧作業なのか、稲穂の先スレスレを低空飛行して噴霧開始。

 何とも、長閑で目に優しい風景だろうと。日頃の都市部の景観とは別世界。少しでも自然に近づき、花を愛で、それらを撮影するとなると、寿命が数年長くなるように思えてならない。因みに、この地の米は上質で美味と人気だが、流石に、冷たく清らからな上内田川の水の恩恵なのだろうと。

 時計を見ると、午後4時15分を過ぎていた。車のエンジンを掛け、一目散に熊本市を目指す。到着したのは、ギリギリセーフの午後4時54分。僅か、往復2時間少々で、同神社の彼岸花を撮影できたのだから、今日は幸運であった。毎日多忙だと嘆くよりも、時にはミニツーリングも乙なものである。

 熊本県山鹿市菊鹿町に番所という、棚田と彼岸花で有名なところがある。今回の上内田神社から、5キロ少々先にある。可能であれば、番所の棚田パノラマ映像でも撮影できればと、後ろ髪を引かれる気持ちを押し殺し、戻ったのである。しかし、次回は真紅の彼岸花が咲き乱れていれば良いのだが・・・。


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▼本日の取材前ランチ(とろとろ玉子の玉天丼/熊本ホテルキャッスル)
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  • posted by Chikao Nishida at 2021/9/10 12:00 am

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