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所作、礼節を弁えた外国人。

▼「Baked Alaska」をサーブしているところ(熊本ホテルキャッスル)
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 ある日の夕刻。・・・お腹が空いたので、久しぶりにステーキハウスへ足を運んだ。

 独りで行く時の定位置となったカウンター左端に座り、同店自慢のハンバーグ(勿論、ステーキも旨い!)を注文し、熱々のご飯、味噌汁と一緒に食べていた。右手に椅子一つ隔てて、外人さんのカップルが、同じタイミングでステーキにナイフを入れていた。

 二人とも、椅子に座る姿も、ナイフやフォーク、そして箸の使い方も・・・生粋の日本人ではないかと思うほど、素晴らしすぎる所作である。・・・食後に男性が何度かタバコを喫煙所へ吸いに行くので、そこで話をする機会ができた。

 少々なまった英語で語り掛けてきたドイツ系スイス人。凄く真面目な人物だった。しかし、タバコを吸いながらの立ち話なので、詳しい話ができない。・・・それからカウンター席に戻り、互いに情報のキャッチボールが始まった。

 話が盛り上がった頃、「さあ、腹も溜まったし、帰途につくか!?」と思っていたら、カップルが泊まるホテルが、何と熊本ホテルキャッスル。・・・筆者がいつも利用するホテルである。・・・食後のスケジュールを聞くと、ワンナイトステイなので、何も決めていないと言う。

 折角なので、同ホテル11階から熊本城のライトアップが午後11時まで見れるので、一緒に、同ホテル11階トゥール・ド・シャトー(フランス語で天守閣という意味)へ移動した。

 初対面だが、礼節を弁えた二人だったので、私がVIPを接待する時、必ずと言って良いほどオーダーする〆のデザート「Baked Alaska」を、二人にプチサプライズのプレゼントをする事にした。(写真上を参照)

 それから数週間が経ち、今ではFacebookでたまに情報交換をするようになった。先般、二人は無事帰国したとの連絡があったばかりだが・・・一昨日、スイスから素敵な料理本が届いたのである。熊本城のライトアップと「Baked Alaska」のお礼だと言う。筆者がグルメ好きなのを知り、わざわざ三か国語(フランス語、ドイツ語、英語)で書かれた、スイス料理についての本を探して贈ってくれたのだった。

 デジタル時代となり、何でもかんでもメールやメッセージ、チャットで「ありがとう!」と簡単に済ませてしまう日本人。・・・お二人のお礼の気持ちは、凄く筆者にとって嬉しくもあり、逆に、恥ずかしくなった。・・・日本人として忘れがちとなった「御礼」の良い習慣。スイスの方々がしっかりとしている事に大きな衝撃を受けたのだった。・・・何と有り難い事だろうと・・・。


▼贈られてきたスイス料理本
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  • posted by Chikao Nishida at 2014/7/10 01:48 pm

熊本ホテルキャッスル 桃花源

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 昨日は、知人と四川料理 桃花源(熊本ホテルキャッスル地階)にて、特別料理を楽しむ会を開催。・・・菜譜は、「総料理長にお任せ!」にした。・・・以下の通り。

1)前菜彩々、2)活アワビの塩炒め、3)和牛ロースの四川ニンニクソース掛け、4)フカヒレの姿煮込み、5)北京ダック、6)活オマール海老の四種料理、7)紅海ツバメの巣入りおかゆ、8)古典式杏仁豆腐

 知人が一番印象強いと言ったのは、「フカヒレの姿煮込み」のようだ。勿論、普段から同店のメニューにある姿煮込みと異なり、独特の味と粘着度がすこぶる高い逸品のフロリダ産のものである。これを一度食せば、一般的な「ふかひれの姿煮込み」は食せない。

 食事をする中で、Facebookグループにおいて、「中国料理研究会」なんぞ作ってみてはという話が盛り上がり、近日中に、中華及び中国料理大好き人間が集まるグループを設定することになった。

 腹がパンパンになる頃に、同ホテル総料理長の川上洋信氏より、素晴らしいサプライズが2連発!!!それは、サーブしに来たウェイトレスも、一歩、二歩引くような下手物?の「オットセイの睾丸」と、意表を突くような「パパイアとフカヒレと蟹の蒸し物」の2品。・・・個室 蘭花(ランファ)がにわかにざわめいた料理だった。

 一つ一つの料理に魂が宿る、桃花源の特別料理は・・・初体験の知人にとって、忘れ得ぬ晩餐となったようである。

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▼オットセイの睾丸
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▼パパイアとフカヒレと蟹の蒸し物
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  • posted by Chikao Nishida at 2014/5/27 12:12 am

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