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考察「カレーライスの昔と今」・・・

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 幼い頃を思い出すと、最初に食した洋食はと言えば、洋風カレーライスを想い出す。実は、12月7日が母の命日だったので、ボーッとしていて、急に頭の中に浮かんだのが、母の手作りカレーライスだった。(以前は粉からルーを作っていた)

 その他、カレーと言えば、祖父から聞かされた戦艦の海軍カレー。防衛省に勤務していた将校から贈られてきた横須賀海軍カレー。静岡の友人から頂いた家康カレー、関西テレビの故 苧木晃プロデューサーと食した大阪名物の自由軒カレー、ウェスティン都ホテル京都の和風カレーなどなど、色んなカレーを食したが、どちらかと言えば、欧風カレーを好む。

 インドやスリランカも良いが、激辛にて汗との闘いを続けていると、逆にエネルギーを消耗し、且つ、食後に胸焼けする方なので、どうしても、ホテルメイドの欧風カレーに手が伸びてしまうのだ。しかし、どこかの喫茶店のピリ辛ドライカレーも捨てがたい。

 話は前後するが、母の作るカレーライスは、正直、絶品だった。多分、母の女学校時代は満洲で育ったらしく、実家が奉天(遼寧省の瀋陽)でレストランを開業していたらしい。戦前の話なので、今から70年以上も前の事だが、母や女学校時代の母の同級生だったご婦人方から聞かされたことがあった。

 よって、筆者の幼少期の誕生会は、母の手作りカレーライスが定番となり、近所の幼友達がわんさと押し掛けた。大食漢の幼友達は3杯ものカレーライスを軽々と平らげていた。今でも鮮明に覚えているが、筆者もそれからと言うもの、学生時代までは、最初はノーマルで、2杯目は納豆を入れて、更に3倍目は卵を落として完食していた。

 ここに紹介するのは、熊本ホテルキャッスルのダイニングキッチン九曜杏のカレーライスだが、上からビーフカレー、カツカレー、カキフライカレー、そしてトマトカレーとなる。最近、ビーフカレーを多く食しているが、豚肉の脂身が甘い時は、カツカレーをチョイスする。現在は、季節柄、カキフライカレーが良いが、具の満足度からすれば、カツカレーには及ばない。

 また、同レストランの工藤料理長に無理を言って、トマトの香り立つ、ピリ辛のビーフカレーを食すことが多い。ただ、同料理長が気合を入れすぎて激辛カレーにしてしまうと、頭頂部、顔面、首などからスプリングクラーのように汗が吹き出してしまうので、要注意と言ったところである。(厨房のバックヤードでニヤニヤしているに違いない)

 蛇足ながら、カレーライスを食す国民で、世界一位は勿論インド、第二位は日本と聞いたことがある。ものの本に、ある科学者が分析した結果、カレーを余り食べない米国人よりも、カレーを主食としているインド人の方が、認知症の発症率がかなり少ないとの記事を読んだことがある。よって、少なくとも、週1回は、スプリングクラーと化した汗との闘いの中で、カレーを楽しませて頂こうかと・・・。


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文責:西田親生

                       

  • posted by Chikao Nishida at 2019/12/9 04:25 am

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