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花、咲き乱れる。

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 冬の海のカラーとモノクロ写真。・・・同じ写真なのに、表情が全く異なる。人生とて同じ事。同一人物が4次元の世界を歩いていると、目の前にぱっと花が咲き乱れたり、また、目の前に暗雲立ち込めたりと、同じ画角なのに、周囲の様子が全く異なる事がある。

 不慮の事故という言葉を良く聞くが、天変地異以外は全て人為的なものばかり。その確率は圧倒的に高い。同じ時空間であるはずなのに、何やら妙な不協和音が漂っている時もある。周囲とのヒューマンコミュニケーションが上手く行かない時に、起こりうる現象である。

 理想を言えば、そのような不協和音も一切無く、平穏無事の中で、4次元空間を歩けるのが一番だ。

 今日はあるプロジェクトにおいて、少々想定外のある動きがあった。それは四人の意思の疎通が上手く行っていないのが原因だったが、一人一人が一切悪いわけでも無く、単に、温度差が若干あっただけの話。

 当方としては一石を投じて、その美しい波紋を伝えるのが役目。しかし、その波紋がじわじわと遠ざかって相手方向へ伸びて行く途中で、タイミング悪く別の人間が一石を投じたのだった。勿論、善意の投石。しかし、美しい波紋であったはずが、二つの波の干渉により、平穏無事だったはずが、にわかに輪っかが揺らぎ始めたのだった。

 しかし、ここで三人目の善意の人が一石を投じたのだった。その波紋が、乱れ始めた輪を上手い具合に鎮めたのである。丁度、三点を結び、しっかりとした正三角形の各頂点に三人が位置し、そこで、四人目へ情報を発信したのであった。三者三様の波紋が、一つにまとまった美しい波紋となり、四人目にその波が伝わった訳だ。

 時間的にみれば、約6時間。・・・三人目の人物が本日のキーマンとなった。少々暗めの空間に、一瞬にして花が咲き乱れたのである。

 ヒューマンコミュニケーションは、人生において最重要課題でもあり、それこそ人生の大半を決めてしまうほど侮れないもの。・・・利己主義、日和見主義、唯我独尊、思い込みの激しい人と、色んな人が多い中、今日は、素晴らしい三人目の切れ味の良い「術」を拝見させて頂いた次第。・・・そこには、高度な理解力と判断力、そして人としての優しさが溢れていた。

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  • posted by Chikao Nishida at 2014/2/15 10:13 pm

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