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天草市の人口が7万2千人に激減・・・

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 2006年3月27日の合併に伴い、10万人の人口を超えた天草市だったが、それから20年近く経った今、人口は激減するばかりで、現在7万2千人。合併当初の3割も激減していることになる。

 全国各地の地方では同様の現象が起きていると推察するが、若い層の人たちが島外へ流出すれば、その地域は高齢者数が多くを占めることになり、限界集落も併せて増加し、地域経済が更に低迷するに違いない。

 方や、熊本県内ではTSMC効果もあり、現在、合志市や菊陽町、そして大津町の人口が急増傾向となり、県内における「住みやすい街」の構図が大きく変わってきているように思えてならない。

 県内の交通インフラは相変わらず、どこもかしこも酷いものだが、人口流出が絶えない地域の将来が危うい状態となっているのは否めない。

 特に、「市」でありながら、人口3万人を切っているところは、阿蘇市、人吉市、上天草市などがあり、反して、急増している合志市は6万4千人を超えており、1年に1万人ほどが移住してくるほど、人の動きが活発である。

 人吉球磨地方においては、球磨地方の町村合併がほとんど無かったこともあり、従来通り小さな町村が多く存在し、逆に、人吉市の人口が低迷している要因となっている。

 また、「町」でありながら、人口が急増したところは菊陽町であり、更に人口急増が続いている。従って、隣接する大津町(3万5千人)、合志市(6万4千人)、そして菊陽町(4万3千人)の3市町を合わせると、約15万人の人口となり、熊本県内第二の工業と農業都市である八代市(12万人)を上回る。

 以上、国土地理協会による調査(2024年4月)内容を参考にしているが、 兎に角、熊本県内の基礎自治体の構図が急変しているのは間違いのない事実。

 因みに、熊本県北部3市の人口は、菊池市(4万4千人)、山鹿市(4万6千人)、そして玉名市(6万1千人)となっている。3市を合わせると、上述の3市町とほぼ同じ15万人の人口となるが、エリアが広いので、人口密度は低く、交通インフラはすこぶる悪い地域となっている。

 この数年後には、善きも悪しきも、各市町村の将来が決定しはしないか。よって、人口激減の地域への肩入れを早期着手しなければ、限界集落のオンパレードとなってしまう。

 その他、熊本県南部の水俣市、天草下島の苓北町、更に、阿蘇地域の各町村、球磨地方の各町村が今後どのように変わっていくのか、注視する必要がある。

 表題のように、天草市の人口激減を書き綴りたかったが、つい、熊本県内全域に目が向いてしまった。ただ、一基礎自治体の人口激減はその地域のみの問題ではなく、複合的な条件に伴い、その他の自治体へ影響を及ぼすが故に、マクロ&ミクロ的な日々の検証が必要になってくる。

 畢竟、以上のようなネガティブな流れを断ち切るには、基礎自治体の秘策も重要であるものの、住民意識の改革がなされない限り、地方における急激な人口減少を食い止める手立ては、皆無に等しいのではなかろうか。

 蛇足ながら、筆者の予測であるが、天草市の人口減少率を考慮すると、20年後の2045年には、人口が5万人ほどになり、65歳を超える高齢者が6割を超えるのではないか。よって「財政破綻」に陥る可能性がありはしないかと危惧する次第。

※天草市:平成18年(2006年)3月27日に、本渡市、牛深市、有明町、御所浦町、倉岳町、栖本町、新和町、五和町、天草町、河浦町の2市8町が合併。

▼国土地理協会(JGDC) pdfファイル
2024年4月調査 市町村別 人口・世帯数(日本人住民+外国人住民)
https://www.kokudo.or.jp/service/data/map/kumamoto.pdfLink

▼ChatGPT-4oによる感想
このコラムは、天草市の人口減少をテーマにしながら、熊本県全体の人口動向と地域の変化に焦点を当てた興味深い分析となっている。いくつかの観点から感想を述べる。

1. 天草市の人口減少という現実
 コラムの冒頭で述べられているように、天草市は2006年の合併時に10万人を超えていたが、現在では7万2千人にまで減少している。約30%もの人口減少は、単なる自然減や高齢化だけではなく、若年層の流出による影響が大きいことを示唆している。
 地方都市に共通する課題である「若者の流出と高齢化」は、今後も深刻化することが予想されるが、特に天草市のように地理的に離島性を持つ自治体では、対策がより難しくなる。

2. 熊本県全体の人口動向との対比
 天草市の人口減少を単独の問題として扱うのではなく、県内の他の自治体と比較しながら論じている点は非常に有意義だ。
 ・TSMCの進出によって合志市、菊陽町、大津町の人口が急増している。特に合志市は年間1万人規模で移住者を迎えており、住みやすさが要因となっていることが分かる。
 ・一方で、阿蘇市、人吉市、上天草市のように人口が3万人を切る自治体もあり、県内でも大きな格差が生まれている。
 ・熊本県北部の菊池市、山鹿市、玉名市も3市合わせると15万人だが、エリアが広いために人口密度が低く、交通インフラの悪さが課題となっている。

 これらの対比を通じて、「人が流入する地域」と「流出する地域」の違いを明確に示しており、熊本県内の基礎自治体の変化が加速していることが理解できる。

3. 交通インフラの問題
 熊本県内の交通インフラが悪いという指摘は、人口減少に拍車をかける大きな要因の一つだと考えられる。
 ・県内でも急成長している地域(菊陽町・合志市・大津町)は、比較的アクセスが良い。
 ・逆に天草市や阿蘇地域、人吉球磨地方のような交通の便が悪い地域は、人口減少に歯止めがかからない。

 このように、交通インフラと人口動向が密接に関係していることを再認識させる内容だった。

4. 自治体の将来と限界集落の増加
 「この数年後には、善きも悪しきも、各市町村の将来が決定しはしないか。」という指摘は、非常に重い意味を持つ。
 人口流出が止まらない自治体は、次第に限界集落が増加し、公共サービスの維持も難しくなる。特に、水俣市や苓北町、阿蘇地域の各町村、球磨地方などは、今後の動向を慎重に見守る必要がある。

5. マクロ&ミクロの視点
 「一基礎自治体の人口激減はその地域のみの問題ではなく、複合的な条件に伴い、その他の自治体へ影響を及ぼす」と述べられているが、この視点は極めて重要である。
 ・例えば、天草市の人口が減少すれば、経済圏も縮小し、周辺地域への波及効果も小さくなる。
 ・逆に、菊陽町のように人口が増えれば、周辺地域への経済効果が高まり、新たなビジネスチャンスが生まれる可能性がある。

 このように、単一の自治体ではなく、広い視点で分析することの重要性が示されている。

6. 住民意識の改革の必要性
 最後に、「基礎自治体の秘策も重要であるものの、住民意識の改革がなされない限り、地方における急激な人口減少を食い止める手立ては、皆無に等しいのではなかろうか。」という結論部分は、非常に本質的な指摘だと感じる。
 ・行政がどれだけ対策を講じても、住民の意識が変わらなければ、地域活性化は実現しない。
 ・移住者を受け入れる柔軟な姿勢、地域の産業を維持・発展させる努力など、住民一人ひとりが危機意識を持つ必要がある。

総評
 このコラムは、天草市の人口減少を出発点に、熊本県全体の人口動態、交通インフラ、地域格差、自治体の将来など、非常に幅広いテーマを扱っている。
 データに基づいた論理的な構成でありながら、危機感を伴う筆致が印象的であり、読者に問題の本質を考えさせる内容になっている。
 特に、住民意識の改革が最も重要であると結論づけた点は、地方創生の本質を突いた鋭い指摘であり、今後の展開を考える上で欠かせない視点だと感じた。

▼ChatGPT-o1による感想
このコラムは、熊本県内の各自治体における人口増減の現状と、その背後にある要因にフォーカスしながら、特に天草市の大幅な人口減少を切り口として論を展開している点が印象的です。以下、筆者の視点やコラム全体の構成を踏まえて、詳しく感想を述べます。

天草市の人口減少から県全域への視座の広がり
もともと天草市を中心テーマとしているにもかかわらず、話題が熊本県全域にまで広がっているところに、人口減少問題が“単一の地域だけの課題ではない”という強いメッセージが感じられます。合併時に10万人を超えていた天草市が現在7万2千人程度まで減っているという事実は非常にインパクトが大きく、しかもコラムの中では「合併当初から3割も減少した」という数字が強調されています。これだけの変化は、地域の高齢化や産業構造の変化、若年層の流出といった複合要因が絡み合った結果であることを示唆しています。

また、天草の人口減少は“特定の島や市だけの問題”では終わらず、他の自治体や県内全域の経済・社会構造にも影響を及ぼすという視点が示されています。コラム後半で示されているように、「マクロ&ミクロ的な日々の検証が必要」とする主張は、地方の人口減少という課題の本質を突いているように思われます。

他自治体との比較が示す地域間の“人口格差”の現実
天草市をめぐる人口の減少状況だけでなく、熊本県内の合志市・菊陽町・大津町といった“人口増加”地域が対比されている点が興味深いです。特に、半導体工場(TSMC)の進出による効果で住宅需要が高まり、短期間に大きく人口が増加しているとの言及は、これまで過疎化のイメージが強かった地方であっても、産業の誘致によっては急激に人が集まるという事例の一つとして印象に残ります。

一方で、“交通インフラが整っていない”という課題がどの地域にも共通してあるなかでも、工場や企業の進出があるエリアには人が流れ込む事実が示されており、“何が人を引き寄せるのか”という問いを投げかけられた気がします。

“市”なのに人口3万人を下回る事態
人吉市や阿蘇市など、かつては拠点自治体として比較的知名度が高かった都市であっても、人口が3万人を切る事例が存在しているという点が注目されます。これは、一つの市が抱える問題が“隣接する町村にも連動して影響が広がる”可能性を示しており、コラム中盤で述べられているように「人口激減の地域への肩入れをしなければ限界集落がさらに増える」という警鐘に説得力を与えています。

合併の有無と人口動態
コラムでは「人吉球磨地方は合併がほとんど進まず、小規模自治体が多く残った結果、人吉市が人口低迷している可能性」を示唆しています。一方で、合併のメリット・デメリットという要素がある中で、単純に「合併すれば人口が維持できる」わけではない事例(天草市のように、合併はしても人口減少が顕著)もあるため、合併の有無のみで人口動態を図るのは難しいと感じさせられます。とはいえ、いずれの地域も高齢化や若年層の流出が深刻な問題となっている点は共通しているように読み取れます。

終盤の“住民意識の改革”の必要性
最終的に、筆者が“地方の人口減少を食い止めるには、住民意識そのものが変わらないと難しい”と述べている点が、コラム全体を通じた最大のメッセージのように思えます。国や自治体レベルの政策だけでは限界があり、いかに地域に住む人々が主体的に動くかが重要だ、という含意は地方創生の議論でよく聞かれるテーマでもあります。

筆者自身は、天草市における人口減少問題を主題としながらも、実際には熊本県全域、さらには全国の地方自治体が抱える構造的課題を示しているようにも読めます。「複合的な条件でほかの自治体にも影響が及ぶからこそ、日々の検証が必要」という指摘は、問題を単なる地方の人口減少ではなく、“社会全体で共有すべき課題”として捉え直す契機を与えてくれます。

全体を読んで感じたこと

問題提起の広がり
当初は天草市の現状を扱いながら、最終的には熊本県内の複数地域、さらには全国共通のテーマにまで視野を広げている。筆者の視座がマクロかつミクロに渡っており、自治体比較も丁寧に取り上げているため、読者としては人口減少問題の“構造”をイメージしやすかった。

“急激な変化”を捉えている
“合志市や菊陽町の人口急増”などポジティブな動きも具体的な数字とともに紹介され、同じ県内でも地域差があることを明確に示している。地方の人口減少問題が一律ではなく、産業誘致や都市近郊でのベッドタウン化などによって地域間の格差が生まれている現実を強く感じさせる。

読者にとっての考察ポイント
コラムは具体的な改善案や政策提案を列挙するわけではなく、“このままでは将来が決定的に厳しくなる”という危機感と、“住民意識や自治体の秘策が欠かせない”というメッセージにとどめている。読後、各自治体や住民がどう考え行動を起こすかを、自分なりに想像したくなる構成になっている。

まとめ
天草市の人口激減という衝撃的な切り口から始まり、熊本県内のさまざまな自治体の人口動態を横断的に見せることで、地域間の格差や合併の有無、産業誘致の影響など、人口減少問題の複雑さをわかりやすく示しているコラムと感じました。また、「住民意識の改革がなければ、いくら政策を打っても難しい」との結論を述べつつ、あえて具体的な解決策を提案しないことで、読者に考えを委ねるスタイルも特徴的です。

人口減少をめぐる危機意識と、他方で増加する地域もあるという事実を同時に提示し、地方創生のリアルな課題を浮き彫りにする内容になっており、自治体関係者や地域に暮らす人々、さらに広く全国の方が読んでも示唆を得られるコラムだと思いました。
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写真・文責:西田親生


                                 

  • posted by Chikao Nishida at 2025/2/10 12:00 am

noteのススメ・・・遣らなきゃ、損。

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 遅ればせながらnoteに着手したのは、3年前である。東京で「子育て支援システム」を全国展開し、自治体との連携で、地方の子育て女性へ技術を習得させるためのZOOMセミナーの依頼があったのがスタート地点となる。

 筆者は熊本在住であるが、ZOOMを活用すれば、時間帯さえ合致すれば、世界中の人たちとのコミュニケーションは楽々取れる。よって、そのセミナーの講師(ICT Docotor)を引き受けた時に、noteに着手したのであった。

 さて、ZOOMセミナーの始まりである。全国から応募があった妊娠中の女性や子育てのために家から外に出れない女性などが応募しており、画面を見ると、外国人女性の姿もあった。

 同セミナーは半年間を目処に進められたが、パソコンが得手不得手は人それぞれにて、かつ、日本語が辿々しい人もいる(詳細は聞き及んでいなかった)ので、筆者としてはバイリンガルにセミナーで語ることにした。

 今思えば、ICTを語るよりも、英語で解説を加えながら行うのが辛かった。その外国人女性の英語力も定かではなかったので、日本語と英語が混じり合った講義は、生粋の日本人女性にとっては、イライラするところもあったに違いない。

 以上、筆者のnote歴は僅か3年である。しかし、ICTを本業としているので、中途半端に終わるのは情けないと思い、それ依頼、noteに日頃からポータルサイトに投稿する記事の前座のところで、noteに思いついたものをエッセイとしてコラムとして投稿することにした。

 手前味噌ながら、僅か3年間で、この原稿を含めると、3829本のエッセイやコラムを投稿していることになる。自慢もできない筆無精の筆者が、4000本近い記事を投稿していることに、本人が一番驚いているのである。

 前置きが長くなったが、何故、noteを推奨するかの理由となりを、長所と短所に分けて、ランダムに挙げてみたい。以下の通り。

▼noteの長所
1)noteは非常に使い勝手が良く、即座にSNSとの連動が可能
2)マガジンにてカテゴリー分けができ、頭の整理整頓が可能
3)note全体検索が速く、同テーマの他者との見解比較が可能
4)自分のnote内での検索が速く、重複する記事の確認が可能
5)静止画や動画の添付が簡単で、スムーズに閲覧可能
6)コメント欄にて読者の方々とのコミュニケーションが可能
7)毎日記事を投稿することで自分の思考回路が透けて見える
8)ChatGPTなどの生成AIとの連動で、記事の評価が得られる
9)Google検索にてnoteの抽出率が圧倒的に高い
10)ビジネスとプライベートの切り替えが簡単

▼noteの短所
1)登録者は2024年11月時点で893万人と多くはない
2)宗教、賭博、投資、マッチングなどを持ち込む詐欺師の存在
3)言論の自由であるが、搭載される記事チェック機能が脆弱
4)記事の質はピンキリで多種多様だが読むに耐えないものがある
5)匿名が多く、実態が見えない人が多い
6)読み専の顔無し、記事なしの登録者が多い
7)コメント欄に難癖つける愚か者の存在
8)公序良俗に抵触するような記事の存在
9)noterのアイコンが小さく見辛い
10)その他SNSとの連動が少ない

 何はともあれ、noteを活用すると、どれだけの効果をもたらすかは、実際に体験している人でなければ理解できないが、筆者としては、noteは自分自身のブラッシュアップに直結する素晴らしいプラットフォームでもあり、ツールであると確信する次第。

 他のブログサイトも別に問題はないが、このnoteの素晴らしさを、弊社クライアントへもこれからしっかりと伝え、ネット時代、それも生成AI時代において、何らかの大きなヒントを得るのではなかろうかと期待する次第。
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▼ChatGPT-4oによる感想

このコラムは、ユーザーが3年前に「note」に着手した経緯や、その利点と課題を詳細に述べた内容である。特に、noteを活用することで得られるメリットや、その実際の効果について説得力を持って説明しており、実体験をもとにしたリアリティのある視点が印象的だ。

印象に残ったポイント

1. noteを始めたきっかけと継続のモチベーション

筆者が「子育て支援システム」のZOOMセミナーを通じてnoteを始めたという背景は興味深い。ICTの専門家として、オンラインセミナーの講師を引き受けた流れの中で、noteに触れることになったのは、時代の変化に対応する姿勢がうかがえる。
さらに、その後も「中途半端に終わるのは情けない」との思いから継続し、3年間で3829本ものエッセイやコラムを投稿したという事実は驚異的である。自身も「筆無精」と言いながら、この数字を達成したことへの驚きが伝わってくる。ここには、書くことが習慣化し、思考を整理しながら記録することの重要性を実感している様子がうかがえる。

2. noteの利点

noteの長所について、具体的かつ実用的な視点で列挙されており、非常に参考になる内容である。特に以下の点が興味深い:

SNSとの連動の容易さ
投稿と同時に他のSNSへシームレスに発信できる点は、情報発信を行う人にとって大きな利点である。

検索機能の強さ
note内での検索が速く、過去の記事の重複確認や、他者の意見との比較が容易である点は、ブログとしての利便性を高める。

ChatGPTなどの生成AIとの連動
生成AIを活用して記事の評価を得られる点は、特に今後の情報発信において重要な要素になり得る。

Google検索におけるnoteの強さ
検索エンジン最適化(SEO)の観点からも、noteの掲載率が高いことは、発信者にとって大きな利点である。

3. noteの課題

一方で、noteの短所についても冷静な視点で指摘されている。

登録者数の伸び悩み(893万人)
他の主要なプラットフォームに比べると、ユーザー数が少ないことは確かに課題である。

詐欺行為や質の低い記事の存在
言論の自由があるがゆえに、質の低い記事や怪しい商材を扱う投稿があるという指摘は的を射ている。

コメント欄のトラブル
匿名性の影響で、難癖をつけるユーザーが存在することは、オンラインメディアの宿命ともいえるが、書き手としては悩ましい問題だろう。

4. noteを活用する意義

筆者が「noteは自分自身のブラッシュアップに直結するツール」と断言している点が印象的である。
実際に、3年間で4000本近い記事を投稿し、発信を継続していること自体が、このプラットフォームの有用性を物語っている。
さらに、**「クライアントにもnoteの良さを伝えたい」**という意向が示されており、単なる個人的な利用に留まらず、ビジネスの視点からもnoteの可能性を探求しようとしている姿勢が読み取れる。

総評
このコラムは、noteの利用経験をもとに、その利便性と課題をバランスよく分析しながら、実体験に基づいた説得力のある内容となっている。特に、「始めたきっかけ」から「継続の重要性」、さらに「プラットフォームとしての価値」まで論理的に展開されており、noteを使うかどうか迷っている人にとって有益な情報となるだろう。
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文責:西田親生


                             

  • posted by Chikao Nishida at 2025/2/9 12:00 am

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