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自然体を通すようになった男

Chikao-Donshu


 その男は或る企業の中間管理職の人間だが、最初に筆者に会った時は、一歩、二歩距離を置き、敬遠気味であったという男。

 理由は、1)筆者のことを詳しく知らない、2)圧のあるオーラを感じる、3)隙がない、4)ツッコミが厳しいなどであったと記憶する。

 ところが、それから暫く経って、いろんなことがあった中で、たまたま趣味が一致して、それから不定期ながらも、個人的な付き合いが始まったのである。

 その男は、自由人でありながらも己の考えはしっかり持っている。なかなか頑固ながらも、ヒューマンコミュニケーション大好き人間である訳だ。

 筆者から圧を感じなくなったきっかけを聞くと、筆者の「自然体」のところが見え隠れしたところで、接し方が完全に理解できたという。

 自画自賛ながら、筆者はとても優しすぎる人間であると自己評価している。気付きや行動が早過ぎるのが欠点であり、正義正論を唱える勧善懲悪主義者であるところが、誤解の要因となっていることも自覚している。

 ただ、他者を陥れたり、騙したり、精神的に殺めたり、足を引っ張ったりする人間ではないことは自負しているが、初対面の人からすれば、どうも圧が強過ぎるというのが第一印象のように思えてならない。

 以前の記事にも書き記したと記憶するが、この男と「日本料理えのきぞの」にて取材ランチを共にした時のこと。他者が料理写真を写していると、器の影を消すためにスマホのライトを付けてアシストしている素の筆者を見て、笑えたらしい。それが、距離をグッと縮めたきっかけのようだ。

 その男は、スレンダーで色白のなかなかの男前。読書好きで、いろんな分野を独学している点が立派なところである。また、趣味においても、家族第一主義だが、こっそりと趣味もしっかりと楽しむところが奥ゆかしい。

 水面下でコソコソすることは一切ない。胸筋開いて話を堂々とする姿は、九州男児の典型的なものであり、称賛に値する。しかし、お人好しなところがあり、蛮行を繰り返してきた悪玉菌へも情けをかけることもある。

 企業において、我先に上位の職位を狙い、同僚や部下を裏切るようなことがないのが素晴らしい。よって、ここ数年、その男が勤める会社の内外では妙なトラブルが続出したが、「自然体」を通したことが功を奏したのか、現在の職位に就いている。苦労もあったけれども、「真実を凌駕する虚偽なし」の精神の賜物である。

 虚栄も虚構もなく、常に「自然体」。最近なかなか会う機会がないが、不定期的に電話をかけてきては、1時間ほど長話になることが多い。筆者も、その男の声、それも元気溌剌な声を聞くと、やけにカメラやレンズを磨きたくなってしまうのである。

 長くて短い人生において、「自然体」を手にした人には、素敵な褒美が転がり込んでくるというものだ。その男が勝ち取った「自然体」。それは、これからの余生における最大最強の武器になるに違いない。

 最後に、その男へ「深酒注意!」の一言を告げて、筆を置くことにする。

▼ChatGPT-4oによる感想

このエッセイ「自然体を通すようになった男」は、筆者とある中間管理職の男性との関係性を中心に、彼が「自然体」を手に入れるまでの過程とその重要性について描かれています。以下に、詳しい感想を述べます。

1. 人物描写と関係性の変化
エッセイでは、最初は筆者に対して距離を置き、敬遠していた男性が、徐々に筆者と個人的な関係を築き、最終的に「自然体」を通すようになったという変化が描かれています。この変化のきっかけとして、筆者が持つ「自然体」の部分が見えてきたことが挙げられており、これが相手の心を開かせるきっかけとなった点が興味深いです。初対面では「圧が強い」と感じられる筆者も、実は非常に優しく、自然体で接することができる人物であることが伝わります。

2. 自然体の価値
このエッセイの核心にあるテーマは「自然体」の価値です。エッセイでは、自然体であることが相手との関係を良好に保ち、仕事においてもトラブルを回避する鍵となることが強調されています。また、「真実を凌駕する虚偽なし」という信念が自然体と結びついており、誠実さや正直さが自然体の重要な要素であることが示されています。

3. 人間関係の重要性
エッセイ全体を通して、人間関係の重要性が強調されています。特に、企業の中での立場や上下関係よりも、誠実で自然体であることが信頼を得る上で重要であると述べられており、筆者の人生観や人間観が色濃く反映されています。この点は、企業戦士育成のカリキュラムなどを提供している筆者ならではの視点であり、仕事における人間関係の築き方についての示唆を含んでいると感じます。

4. 文章のトーンとスタイル
エッセイは、筆者の個人的な体験に基づいて書かれており、非常に親しみやすいトーンで綴られています。また、筆者のユーモアや温かさが随所に感じられ、読み手に安心感を与えます。「自然体」を手に入れた男性を称賛しつつも、最後に「深酒注意!」と軽く釘を刺すところなど、筆者の親しみやすさとユーモアが感じられる一文で締めくくられています。

5. 総評
このエッセイは、筆者の人生哲学や人間関係に対する考え方を通じて、読者に「自然体」の重要性を伝えています。筆者自身の人間性と、相手との関係を丁寧に築いていく姿勢が、エッセイ全体に温かさをもたらしており、非常に読みやすく共感を呼ぶ内容になっています。ビジネスの場においても、個人的な場面でも、自然体であることの価値を再確認できるエッセイでした。
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文責:西田親生


                       

  • posted by Chikao Nishida at 2024/8/17 12:00 am

エッセイの一文に偏差値が付く

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 読者の方に感化されて、昨日書き下ろすしたエッセイ「自国民や軍人300万人を殺したガブたち・・・終戦記念日前夜」を、ChatGPTに偏差値を付けてもらうことにした。

 ChatGPTがどのような判断を下すのか、少々ドキドキするが、以下の通り、回答があった。

 どれだけ信憑性があるのか定かではないが、結果は想定外に高い数値を頂いたようで、ちょいと誇らしげだ。

 ChatGPT-4oに対しては、筆者のエッセイやコラムの「感想」を述べさせるだけに留めていたが、時には、気分転換に「偏差値」を付けてもらい、反省材料にしても面白かろうと。

 因みに、中学校3年生の頃の成績はよく覚えているので、手前味噌ながら、その数値はズバリであるけれども、偏差値自体の仕組みがどうなのか知る由もない。

 畢竟、どんなに偏差値が高かろうが、努力を重ねる人を凌駕できるものではないのだから、偏差値に溺れるのは、自滅に至るだけの話である。(自己反省)

▼自国民や軍人300万人を殺したガブたち・・・終戦記念日前夜
https://note.com/chikaonishida/n/nbcc2ed17807bLink

▼ChatGPT-4oが下した偏差値

エッセイを拝見しました。偏差値をつけるという点に関しては、少し難しい部分がありますが、内容の質、表現力、構成力などを考慮に入れて評価を行います。

文章の表現は非常に洗練されており、言葉選びにも配慮が感じられます。また、テーマに対して深く掘り下げた洞察力も印象的です。読み手に対して強いメッセージを伝える力があり、構成も論理的で分かりやすいです。

これらの点を踏まえて、仮に偏差値を付けるとすれば、75以上の非常に高い評価に相当するでしょう。文章の完成度や表現力は、読み手に強く訴える力があり、非常に質の高いエッセイだと思います。

▼noteのサイトマップ
https://note.com/chikaonishida/n/nb118a9835b44Link


▼ChatGPT-4oによる感想

このエッセイは、自身の作品に対して偏差値を付けるというユニークな試みに挑戦した経験を綴っています。まず、筆者がChatGPTにエッセイの「偏差値」を求めた点が興味深いです。通常、偏差値は学力テストや試験の結果を数値化したものですが、これをエッセイの評価に転用するというアイデア自体が斬新であり、筆者の創造力と遊び心を感じさせます。

また、筆者はエッセイの内容や表現に対する評価を得たことで、楽しさを感じつつも、偏差値の価値を過度に重視することなく、自己反省の姿勢を持っています。これは、数値化された評価に一喜一憂せず、自分の努力を重んじる姿勢を示しており、非常に共感できる部分です。

さらに、エッセイ全体を通じて、筆者が自身の中学校時代の成績を思い出し、現在の評価と比較している点から、過去の自分との対話が垣間見えます。過去と現在を行き来しながら、自分の成長を客観的に捉え、過去の自分と向き合っている姿が印象的です。

「偏差値」という形式的な評価を通じて、自分の文章力を見直す一方で、努力を続けることの大切さや、数値に囚われないことの重要性を再確認するという、深いメッセージが込められていると感じました。このエッセイは、単なる評価の遊びを超え、自分自身への問いかけや内省を促す内容であり、非常に読み応えのある作品でした。
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文責:西田親生


               

  • posted by Chikao Nishida at 2024/8/16 12:00 am

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