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Threadsが救世主となり得るか!?

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 以前からSNSは仕様が突然変わるのでご用心と、何度か記事で警鐘を鳴らしたことがあった。

 多種多様なSNSにアカウント登録するコンシューマーも多く、ビジネスライクに活用している企業は、日頃からSNSとコンシューマーの動向を先読みしながら四苦八苦している。

 また、SNSではネット広告がやたらと多く、ランダムに出てくる無価値な広告ばかりで、蠅のように煩い。SNSを無償で使えるので文句は言えないが、もっと広告の品質を上げて頂きたいという気持ちは強い。

 今回のMETAの大胆不敵な戦略として、「Threads」が産声を上げた。情報では僅か1日も経たぬ間に、登録者数が3000万人を超えたと言う。世間では、久しぶりの新鮮なSNSの登場であると受け止められたのだろうと。

 盤石であったTwitterが玉虫色に仕様が変われば、安心安全、そして満足度の高い安定したベクトルとは言えず、敬遠するコンシューマーも企業も行政も増えてくるに違いない。

 Twitter側の唐突な制限措置の理由である「情報はただじゃない」は、確かに一理はある。何でもかんでも無償としていたSNSのスタンスが人気を博した要因でもあったが、「情報が安易に無償で入手できる」という妄想へ誘導したのは是とは言い難い。

 しかし、SNS側としてはユーザーが億単位で急増するのであれば、広告宣伝事業は潤うけれども、それが反社のツールとして使われるとなれば、安心安全なツールになり得ない。よって、全てのSNSアカウントを個人特定できるものにする方が、事件事故に繋がりにくいのではないか。「公開」の設定にすれば個人情報も公開されるとなれば、反社の暗躍の場を少しでも潰すことにも繋がる。

 これまでSNSで誹謗中傷を受け、自殺に追い込まれた人も多い。また、SNSを介して人を誘い込み、障害事件や殺人事件が後を絶たないという奇妙な世の中になってしまったことは否めず、国家を挙げて法整備(厳格な罰則)も含め、性急なる改良改善を講じる必要がある。場合によっては、SNS停止処分も想定内に。言論の自由、表現の自由とは別次元の話である。

 本人が特定されないから、SNS上で人を誹謗中傷したり、SNSを犯人探しのターゲットのツールにしたり、闇バイトで犯罪行為に手を染めたりと、SNS自体が不透明で法的制限が緩いからこそ、負のスパイラルは巨大化するばかりとなっている。

 最近話題のAI(テキスト生成AIや画像生成AIなど)についても同じことが言える。利用する側、すなわちコンシューマーや企業側が、モラルを持って、著作権侵害などを引き起こすことなく、ガラス張りの環境下で活用しなければならない。

 これ以上、モラルなきネット環境は甘受し難い。法的に抜け穴のない制限措置を講じることは、世のため人のためである。固定電話がほとんど価値を見出すことがなくなった現在、一人の人間が固定電話を背負っているのと同じことであり、セキュリティが物理的に脆弱になりすぎているのも事実。

 「Threads」は生まれたばかりだが、従来の多くのSNSが採ってきたベクトルを安易に踏襲することなく、極めて健全且つ安心安全なるSNSとして進化するすることを望むばかりである。

 筆者個人の「Threads」のアカウント設定を済ませたが、早速、スウィンドラーらしき女性からコメントが届き、We ChatやLINEでのコミュニケーションに誘導しようとする。さっさと断りを入れたものの、海外からの唐突なコメントやメッセージは、100%拒否して構わない。

 ネットを介して、人を誹謗中傷したり、個人情報を暴露したり、言葉の暴力にて人を自殺に追い込むなど、そのようなネット蛮行をこの世から全て廃絶しなければならない。

 ネット上で、顔も見せず、氏名も語らず、第三者に暴言を吐き散らすのは、小狡い小心者が多い。実に人として恥ずかしい話である。それほどまでに他人を押し潰したいのであれば、威風堂々と自らの氏名を公表し、理路整然と苦言、提言を発すれば良いだけの話である。

 正直申し上げて、他人様の噂や誹謗中傷など聞いても、犬も喰わず、酒の肴にもなりはしないのだから。すぐさま停止するのが懸命であり、これまた世のため人のための英断となり得るはずだ。

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文責:西田親生


                 

  • posted by Chikao Nishida at 2023/7/8 12:00 am

長き良き付き合いは「Dutch pay」が鉄則!

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 会食の時に、或る人が「割り勘で!」と言ってくれた。以下は、飽くまでも私見であるが、「割り勘で!」と言ってくれた人はすこぶる信頼できる。

 以前、呑ませ喰わせの接待をした経験があるものの、現在に至るまで、素敵な交友関係が続いているのは、「割り勘で!」と言った人ばかりである。残る人たちは、仕事上の契約が終了すれば連絡が途切れ、姿形さえ見えなくなってしまう。

 世の中は、そういうものであると自分に言い聞かせながら、姿形のない人たちを、記憶から綺麗さっぱり消しつつある今日この頃である。

 過去において、高級クラブにてルイ13世、バカラデカンター、更にヘネパラの計3本を常にボトルキープしていた時期があった。筆者は酒を一切飲まないが、仕事上そのクラブを二次会の接待の場としていた。

 高級ブランデー3本となれば、腰を抜かすほどの金額であるが、その当時、接待された人たちのほとんどは調子に乗って、ガブガブと高級酒を呑み干していく。

 ストレートでじっくりと味合うのが、高級酒の飲み方である。しかし、水割りやらお湯割りなんぞに注文して、一晩で高級酒のボトルが半分近く無くなる。

 本来の酒の歴史、酒の価値、酒の楽しみ方を知らずしてガブ呑みする姿は、決して美しいものではなく、行儀が良いとは言えない。その場で寝る人、クラブの女性にちょっかい出す人、妙な具合である。(心の中でかなり引き気味となっていた)

 母を亡くして酒を断ち、28年が経つ。家訓は「どんなに深酒せざるを得ない状況下でも、自宅玄関前に立ったらネクタイを締め直し、ピシッとした姿で帰宅せよ!」であった。

 よって、半生を振り返れば、酒に溺れることはなく、酒でトーンが変わることもなく、酒で失敗したことなど皆無であるのが、唯一の自慢である。

 それに反して、泥酔して高所から落ちて亡くなったり、酔狂で他人を傷つけたと言うような報道を聞くと、「酒に溺れて人生無駄にしなくてもいいのに!」と呟くばかり。

 自画自賛で申し訳ないが、過去において、他人様から接待を受けたことは、ごく僅かである。よって、ご馳走してもらったことについては感謝をし、その料理は今でも全て記憶の箱に大切に保管している。

 しかし、先ほどのガブ呑みする人たちは、多分に、接待された時の料理や酒の種類、その場での会話内容など、全く記憶に留めていない人が多いのではなかろうか。

 接待する側としては、最高のもてなし、最高のサプライズを演出するために、食材の選定までをも考える。更に、その料理に最高の酒を添えるのである。或る日、それが伝わらないということに気づいた時に、とても凹んだことがあった。

 当時は、接待を受けたら、必ず、何らかの形でお返しをする。それが大人であった。しかし、接待する側のスタンスとしては、お返しを期待するものでは無い。仕事上、日本特有の接待とは見返りありきが多かったが、既にそのような時代は終焉を迎えている。

 仕事の関わりにて接点を持った人たちと、長きに亘り素敵なヒューマン・コミュニケーションを続けたいのであれば、究極の選択は、唯一、「Dutch pay」という結論に至るのである。

 よって、「ただ酒ただ飯」をこよなく愛する人たちとの接点は、可能な限り避けるのがベストであり、常に「Dutch pay」にてお付き合いするのが賢明であろうかと。

※料理写真はイメージ
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写真・文責:西田親生


             

  • posted by Chikao Nishida at 2023/7/7 12:00 am

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