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積雪や凍結、足元注意!・・・ご高齢の方は自宅待機が一番。

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 随分昔の話だが、病気もなく元気一杯だった祖母が七十二歳で急死した。実は、その数ヶ月前に、入院していた友人を見舞いに行った時に、病院の渡り廊下で転けてしまい、肋骨など数箇所を骨折したのが原因だったようだ。

 高齢となれば、バランス感覚が悪くなり、部屋で座っていても転ぶこともしばしば。よって、災害時のご高齢の方々の事故死は、家族の注意に聴く耳を持たず家の外へ出てしまい、最悪の結果となったケースが多い。

 ご高齢となり、車の運転にて車幅やスピード感覚が鈍ったら、即座に運転免許返上を決断すべきであろうし、若い頃の運動神経を過信している人ほど大怪我をする可能性が高いと言える。

 父も高齢者となり剣道やゴルフをしていた健康老人であったが、ある日突然、買い物帰りに階段を上る途中で、両手に荷物を持ったまま前に倒れ、肋骨にヒビが入ってしまった。

 病院にも行かず自分で治したようだが、それが原因なのか、急に老化が進行し、座布団の上に胡座をかいたまま後ろに転ぶこともあった。それから1年後に電池が切れたように息絶えた。

 身近なところで高齢者の様子を伺うと、本人は絶対に老化を認めはしない。内心不安なところがあったとしても、弱音を吐かず、自らの老化を直視することはない。だから、不慮の事故に遭遇することになる。

 「あの時、玄関先に出なければ良かったのに!」と言っても、取り返しがつかないことが起きてしまっては、悔いが残るばかりである。健康老人となるのは、すこぶる子供孝行とも言えるが、過信は危険なベクトルである。

 よって、本人が健康老人として長生きを望むのであれば、絶対に無理をしないこと、させないことだ。勿論、周囲の人たちもご高齢の人を思い遣る心を持って接することにより、不慮の事故による絶命は、少しでも避けられはしないか。
life2023


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写真・文責:西田親生


                 

  • posted by Chikao Nishida at 2023/1/25 12:00 am

菓子類を検証・・・段々空気が膨れるパッケージ

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 先日、レトルト食品や缶詰などを検証してみたが、今回は、菓子類の中身とパッケージを検証してみたい。

 先般、子供が喜ぶような菓子類を見て回り、数点購入することにした。昔からある懐かしい駄菓子類、見たこともない新商品など、スーパーやコンビニには、駄菓子からプレミア菓子まで揃っている。

 一瞬にして気づくのは、パッケージが大きいのに、いざ開封すると、中は空気だらけ。「輸送中に壊れないようにするためですよ!」という声も聞こえそうなほど、中身のない空間の方が広い。

 円筒形のポテトチップのキャップを開くと、既に、三分の一が空間である。円筒形の箱は長くとも、中身はかなり短い。作為的に料金を抑えて、中身を削っていることがよく判る。

 一つの袋に6ピースと書いてあるクリームサンドの小さな黒いクッキー。袋を軽く振れば、中身がガサガサと動き、空気の容量が中身よりも圧倒的に大きい。過包装の割には、中身が痩せすぎている。

 折角、美味しい菓子として開発されたものが、段々と痩せ細り、商品価値を落として行く姿は、あまり好ましい傾向であるとは言えない。

 物によっては、昔から品質や内容量もしっかりと維持しているメーカー品も少なくはない。しかし、季節限定で出されるものの中には、内容量が少なく、幼い子供でさえも満足感のないものが結構多いようだ。

 大人になっても、幼い頃に慣れ親しんた菓子類を忘れることはない。そこで、今の幼子たちに夢と喜びを与えるべき菓子類が、とても心無い商品に見えて仕方ないのは、筆者だけであろうか。

 勿論、昔から駄菓子と言えば、駄菓子屋店頭のガラスの容器から取り出し、重さを測ったり、個数を数えたりして紙袋に詰めて売っていた。これも、なかなか乙なもので、衛生面は別として、子供たちには夢と喜びを与えてくれた。

 菓子ばかりを食べさせるのは食育には良くはないけれども、現在は、子供の夢と喜びを与えぬような菓子類が増えているのは、間違いのない事実。

 大人のチョコを手にしても、干し葡萄の実には殆どラム酒が含まれず、痩せ細り乾き切っている。PBとなったオカキや煎餅も同様に、軽すぎて空気ばかりを含み、味も本来のものとは全く別物となっている。餅についても同じこと。

 上記のように、空気の容量が少しずつ大きくなり、それが当たり前の商品であるかのように見せ掛けるのは、原価重視の狡賢い商品開発としか言いようがない。

 そこまで中身を削って空気の容量を大きくしたいのであれば、極論ながら、消費税は狡賢い生産者側が負担すべきだと言いたくもなる。

 やはり、食育を考えれば、本物の食べ物を幼子に与えたくなるのは当然のこと。それを、少しでも儲けるための愚策として、空気の容量を増やす遣り方は、今後ベクトルを変えて頂ければと。

 更に、スーパーもコンビニも、オリジナル商品としてPB化に走るのであれば、本物のプレミア商品を開発し、競合他社と堂々と勝負をされては如何なものか。

 PBが、安かろう、薄かろう、不味かろうでは、本来のPBの価値を落とすだけの話である。
shun


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  • posted by Chikao Nishida at 2023/1/22 12:00 am

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