◎記事と写真は関係ありません

穏やかな新春のはじまり。昨年の1年365日分の負のスパイラルが一気に消え去り、心静かに元日の朝を迎えることができた。
本日の午前0時からメッセンジャーやLINEにて、新年のご挨拶が届く音がスマホから聞こえてくる。多くは海外からのメッセージ。ほとんどは写真仲間であり、特に海外からのメッセージは新春を祝う、凄くポジティブで明るい弾けんばかりのメッセージばかりで、お国柄が見え隠れして楽しいものだ。
郵便受けには年賀状が届いている。昨年末までに、新春のご挨拶である年賀状を中止することを告げなかったのは、筆者の大失態であるが、理由は次の二つ。一つは、幼い頃から大変世話になった近しい人がコロナ感染で他界したこと。もう一つは、時代遅れになりつつある年賀状を中止する判断を下したこと。
前者においては、コロナ感染の怖さをまざまざと知ることになり、また、人の命の儚さが痛いほど心に突き刺さった。後者は、SNSを主役として、ヒューマンコミュニケーションのスタイルが完全に変わってしまい、日頃からの情報交換もまた、気付かぬ内に慣れ親しんでいるのである。
直筆にて手紙や葉書を書くことはアナログ文化の象徴的なものだが、とても大切な文化であることは十分に理解している。しかし、デジタル社会のコミュニケーションスタイルの速度には敵わず、特にビジネス領域においては、デジタルツールを駆使することが、ユビキタス時代の鉄則となっている。
デジタルを本業としているものの、当初はやや抵抗はあった。されど、デジタルネイティブ時代を生きる若い方々にとっては、それが当たり前である訳だ。ダイヤルを回していた黒電話の時代からプッシュフォン、そして、スマホの時代になった現在、公衆電話もどんどん撤去される。そんな時代である。
デジタル時代の黎明期から存じ上げているので、一般の方々よりもデジタルワクチンはとうの昔に接種しており、適応力はある。デジタルとアナログが混在する現在、まだ腑に落ちぬことも多すぎるものの、今は、「郷に入れば郷に従え」的な感覚を持って、世の中の流れに順応しているところである。
一瞬でメッセージを送受信できるのは実に便利であるが、そこに礼節が存在していると言えば、殆ど礼節なりリスペクトなりが欠落しているものが多い。やはり、そこはアナログ時代と同じく、送信する前にしっかりと誤字脱字を確認し、一端の大人として礼節を弁えるのは必須なのかと・・・。
▼八景水谷公園(はけのみやこうえん)の鴨たち





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