
旧年中は弊社事業におきまして、多大なるご支援ご協力を賜り、心より感謝申し上げる次第です。
あっという間の一年間でしたが、昨年末、ZOOMを介した「ICT短期集中研修」で1ヶ月半ほどレクチャーすることがあり、どうもそれがトリガーとなったのか、新年のテーマ「For Your New ICT」が頭に浮かんだように思えてなりません。
1990年の起業時に着手したマルチメディア。2007年に日本上陸した仮想現実世界SecondLife。更には、2009年より世界を席巻してきたSNSと、世の中は秒進分歩の勢いにて、我々の意識など関係なしに、進化、変異を続けています。
コロナ禍も手伝ってか、人と人、人と企業との距離感が急変し、「ニューノーマル時代」という言葉が生まれ、従来とは全く異次元世界へと突入したのは周知の事実です。これは、新たな世界への大きな転換期。その波の勢いは更に加速します。
1995年以来管理運営しているポータルサイト「The Rosetta Stone」は、今年8月22日で27歳。熊本県初のWEBサイトとして現在に至っていますが、これからもクロスメディアを主軸に、次世代ICTの世界に最適な環境を創造して参ります。
高齢化社会となり、周囲の人々がどんどん後期高齢者となり、我々も同様に老いて行くのは必至。家族が認知症となり介護が大変な家庭も急増しています。よって、新たなるICTが、認知症予防の画期的なツールになりはしないかとも考えているところです。
私事で申し訳ありませんが、既に他界した実父にMac(Apple社製)をプレゼントした時のことを思い出します。80歳を過ぎても、違和感なくネットサーフィンしたり、麻雀などのゲームを楽しんだり、時には自叙伝を書き綴っていた実父がいました。
Macとの遭遇にて、他界するまで認知症になることもなく医者要らず。健康老人としてICTを楽しんでいたのは驚きでした。お陰で、急に乾電池が切れたように、苦しむことなく静かに天へ昇って行きましたので、Macに感謝するばかりとなります。
新春のテーマを「For Your New ICT」としていますが、要は、どんなに高額な箱物(Hardware)を保有していようが、どんなに優れたアプリケーション(Software)を購入しようが、要となるものは我々人間(Humanware)である訳です。
畢竟、「Humanware」の拡充は、次世代を担う人たちを育てることから始まります。勿論、我々も若い世代に負けぬよう、日々研鑽を忘れてはなりませんが、一息ついていると、進化は凍結します。それも、二度と融解しないツンドラの永久凍土のように。
教育こそが全てを変えて行きます。自らも、更には、幹部社員も全てのスタッフへも、新たな時代に即した最適最良の教育の場を与えることが、分厚い岩盤のような「Humanware」の構築につながり、近未来の企業の礎として、しっかりと支えてくれるのです。

▼熊本地震やコロナ禍と闘い頑張っている熊本ホテルキャッスルのお節「福重ね」

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