
熊本県内の湧水池の中で、一番多く足を運び入れているところは「八景水谷公園」(はけのみやこうえん)である。加藤清正にも所縁ある、熊本市第一号の上水道としても知られている。
同公園の湧水池の水位は、一時期かなり低くなっていたが、最近は元に戻ってきたようだが、以前の記事でも取り扱ったようだ。ただ、擁壁工事でコンクリートの壁を作り、かなり自然が破壊された感はある。
野鳥たちが激減し、以前のようにあちこちで可愛い囀り(さえずり)が聞けなくなった点は、とても残念なところ。よって、カワセミ狙いの写真家たちも顔ぶれが変わり、三脚の数もかなり減ったようだ。
熊本地震では市民の命を繋ぐ水を供給してくれたところでもあり、政令指定都市熊本の中心部よりやや北に位置するけれども、都市部にて清らかな水があるのは、本当に恵まれているとしか言いようがない。
最近は併設されている水の科学館も閉館しており、コロナ禍がやや収まりつつあれば、そろそろ開館しても良い頃かと。親子の遊び場として、この小さな自然に触れ、熊本の水の素晴らしさを体感して頂きたい。
しかし、10月に入っているにも関わらず、熊本市内は夏のような猛暑が続いている。来週からは若干気温が落ちそうなので、弁当でもぶら下げて、ベンチに腰掛け、ピクニックを楽しむには丁度良いかも知れない。
勿論、ゴミは家に持ち帰りが鉄則にて!!!





▼2019年10月10日の八景水谷公園
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写真・文責:西田親生
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