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真っ黒焦げの饅頭に唖然とする・・・

▼商品価値のない焦げた饅頭

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 腰を抜かすほど、驚いた。これが、県内某観光地の街の中心部にある菓子屋の作品である。回転饅頭のような饅頭を購入したのは良いが、饅頭の外側がゴツゴツと硬く焦げており、しっとり感など皆無。餡はまあまあの味だが、これじゃ、「商品価値がはない!」と言って返品したいほどである。

 田舎に行けば、田舎スタンダードが充満している。勿論、田舎らしく素晴らしいところも沢山あるが、この「ゴツゴツ饅頭」だけは許すことはできない。表面は二度焼きしているようにも見え、持ち帰って部屋で包紙を開けると、焦げ臭さが部屋中に漂った。土産だったら、大恥をかくことになる。

 熊本地震後に、各地の観光地へ足を運び入れ、ご当地の料理を取材ランチとしていたが、どうしても「田舎舌」と衛生面を度外視して作られる料理に首を傾げる事が多かった。カツ丼に卵の殻が入っていたり、サラダに芋虫が遊び、ステーキ肉の横に調理用の塩がどっさり盛ってある。これらも、全て真っ黒焦げの饅頭と同じ地域である。

 おまけに、田舎の料理人は人の噂ばかりを公然と話し、第三者へ褒め言葉が出てこない。下手をすると、過去における個人情報をばら撒く始末。このような民度低き人たちが、人の命を預かる料理の世界に鎮座しているのは、実に奇妙である。よって、安心して食べようという気のもならない。

 今回、眼を疑うような黒焦げ饅頭により、その店には二度と足を運びたくもなくなり、このような失敗作(粗悪品)を堂々と商品として売るという考えが理解できない。観光地であれば尚更のこと。もっと、完成度を高く、足を運び入れてくれる観光客が飛び上がるほど美味いお菓子を提供すべきである。

 現地の観光協会も商工会も、この程度だろうと邪推したくもなってくる。聞けば、此処の住民はほとんどこの饅頭を買ってまで食すことはないと言う。それを最初に聞いていれば購入することはなかったと思うが、このような粗悪品がゴロゴロしているようでは、観光地としては廃れるばかりである。

 因みに、写真下は、ダイニングキッチン九曜杏(熊本ホテルキャッスル)のランチのサンプル写真だが、眺めているだけで、今にも注文したい気分となってしまう。一つ一つの食材に安心感があり、盛り付けも配色も全て美しい。これが観光地として求められる「食のレベル」である訳だ。流石である。


▼商品価値ある料理サンプル
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写真・文責:西田親生

         

  • posted by Chikao Nishida at 2021/8/3 12:00 am

すみや亀峰菴のリノベーション情報・・・

▼ロビー&ギャラリー百代

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 京都亀岡の老舗旅館「すみや亀峰菴」(株式会社すみや亀峰菴 代表取締役 山田智さん)情報を入手した。それは、コロナ禍における同館の大規模リノベーション「現代アートと伝統の技が織りなす稀有な空間」という、大胆且つ意表を突く老舗旅館の秘策である。

 第1期工事では、200平米のロビー&ギャラリーが完成し、4月26日からリニューアルオープンしている。また、第2期工事では、現代アートが体感できる140平米の特別宿泊室が、来年春頃には完成予定。

 今回の、大規模リノベーションでは、現代美術家 柳幸典氏とのコラボによるもの。その特徴は、同氏が京丹波に在住する日本屈指の職人たちとともに、「現代アートと伝統の技が織りなす稀有な空間」の創造にある。

 同館へは、過去において数回足を運び入れた事があるが、一言で印象を語れば、和の文化と伝統を受け継ぐお洒落な宿。各施設も拡充しており、お客への心遣いが徹底され、すこぶる心地よい宿として記憶に刻まれている。

 現在、世界的なコロナ禍により、全国各地の観光施設など、特に老舗が次々に廃業を強いられている中、同館の意表を突く戦略は、国内の宿にも大きな影響、元気を与え、何らかのヒントになりはしないかと考える次第。

▼同館プレスリリースより抜粋

 同館のロビーのリニューアルは長年の課題であった。過去において、2007年に京都のおくどさんのある台所「走りもと」を再現したダイニング、松のなぐりの床や唐紙を施した露天風呂付客室(5室)、竹木舞の茶室など、日本の匠の技を取り入れ改装を行っている。

 今回は、次なる一手として、世界的に活躍する現代美術家 柳幸典氏にロビー&ギャラリーを託し、旅館業への固定観念に縛られず、常に新しさや意外性を取り込み、旅館の在り方や価値とは何かを、とことん追求して参りたい。

 旅館と現代アートがコラボすることで、過去・現在・未来と伝統の魅せ場を演出し、これまでのお客様は勿論のこと、様々な方々に新しいコンセプトの旅館を楽しんで頂くべく「主客ともに楽しむ」旅館を目指したい。

<すみや亀峰菴>

 1955年京都府亀岡市に「湯の花温泉」の看板を掲げ、旅館を創業。ジョン・レノンとオノ・ヨーコ、松田優作なども宿泊している宿。尚、山田家の先祖は、約600年前から同地に住んでおり、本能寺の変後に明智光秀は同地に足を運び入れている。

▼現代アートと日本の伝統とを織りなした、過去・現在・未来と続く空間。
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▼すみや亀峰菴(株式会社すみや亀峰菴)1955年10月創業
〒621-0036 京都府亀岡市稗田野町柿花宮ノ奥25番地


アクセス:京都駅からJR嵯峨野線 亀岡駅下車 車で15分程度

客  室:客室数:28 室(特別宿泊室完成後は 26室)
電  話:0771-22-7722

公式サイト:https://www.sumiya.ne.jp/Link

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文責:西田親生

         

  • posted by Chikao Nishida at 2021/8/2 12:00 am

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