
2月になって、「Clubhouse」上での「語らい」が、1日24時間をかなり占有している。昨夜も、数時間ほどの「語らい」に参加して、他県の方々の話(意見)を聞くことができた。普段、数時間も続けて、声を出して話す時間はほぼ無いが、この2週間ほどで、声帯がトレーニングされたのか、声の音域に幅が出て、重低音が楽々と出るようになった。
随分前のことだが、父が「お母さんが早く亡くなり、日頃から話すことが激減した。最近は、楽しみも生き甲斐も薄れて来た。」とボヤいていたことを思い出したのである。それから2ヶ月ほどで他界したが、高齢者にとって、「語らい」は健康のバロメーターでもあることが実感できた。今頃気づいても、事既に遅しではあるのだが。
「Clubhouse」は、スマホを片手に人差し指だけの簡単操作。この「Clubhouse」が、認知症予防に繋がりはしないかと、素人判断ではあるけれども、そう感じるのである。現在、非常事態宣言なので、郷里に戻れない人たちが沢山いる中で、孤立する高齢者への「語らい」は、何よりも嬉しい贈り物ではなかろうか。
或る人が部屋を開いて、早朝から、遠隔地からの参加可能な、高齢者との「語らい」の場を作りたいと言ってくれた。「語らい」は脳を刺激し、声を出して腹を抱えての「笑い」を多くの人たちと共有できれば、高齢者の若返りに一役買うこと間違いなし。そこで、高齢者の若き頃の初恋の話でも引き出せれば面白い。
上述は、やや妄想気味の発想ではあるものの、何らかの「形」ができれば、国内でも初の試みとして、津々浦々に広がればと願うばかりとなる。
▼熊本県護国神社の白梅





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