
毎年、年明けに楽しみにしているのが、四川料理 桃花源(熊本ホテルキャッスル)特製お節料理である。今年も、有り難くも、元日から頂けることに、感謝、感謝となる。
同ホテルの大晦日は、全社員総動員の全集中。多分、徹夜仕事として、新年のお祝いどころではないと思われるが、ビッグイベントとして、皆、気合を入れて頑張っていた。
掛け時計を見ると、そろそろ年が明ける。大晦日の午前11時頃に届いた、桃花源特製お節の箱を開け、年明けの瞬間に一口食べるのが慣例となっているが、大人気なくワクワクする。
三段重ねの特製お節は、とても迫力がある。最初につまみ食いをしたくなるのが、栗とゆり根。周囲を見回し、お箸で小皿にとって、パクリと口の中へ。小声で「旨い!」と叫ぶ。
伊勢海老は早めに食べるのがベストなので、さっと大皿に移して、年明け最初のご馳走になる訳だ。写真の様に、名店 桃花源の四川料理がベースのお節なので、食材も多種多様である。
肉もあれば、魚介類もお菓子もある、ある、ある。真っ白なカシューナッツの砂糖菓子が気になるので、早速、小皿へ移すことに。あとは、食感の良いクラゲやキュウリ、セロリをつまむ。
幼い頃は、母や祖母たちが大晦日に手作りお節を準備してくれたが、それはそれなりに素朴で、地元の食材をふんだんに使ったもので、同店の特製お節に負けず劣らず美味かった。(懐かしい)
気づけば、筆者の郷里では、元旦のお節となれば、赤酒(屠蘇入り)、干し柿、スルメやイリコ出汁の雑煮と餅、納豆は必須アイテムであった。いつの間にやら、それらを忘れてしまっている。
しかし、新年早々からこのような豪華な特製お節料理を頂けるのは、至福の極みと言うよりも、医者いらずで健康に生きていて良かったと思ってしまう。それは、健康あって初めて、美食を楽しめることになるからだ。(昨年は胃腸障害のために食せなかった)



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