
考え方も、人それぞれ。価値観も、人それぞれ。よって、人生も、人それぞれ。ただ、どんなに困難な状況下であっても、自らを犠牲にしてまで約束を守る人がいる。すこぶる信頼に値する人たちである。
今年になって、約束を水面下で破った人を三人ほど見掛けたが、結局は自分可愛さに、自分の都合だけで、男と男の約束を簡単に破ってしまう。しかし、神様はちゃんと見ているので、必ず天罰が下る。
筆者が今でも、心から感謝してもしきれないほどの人が数人いる。皆、約束をしっかりと守り、ここ一番の時に、盾となり壁となりになってくれた旧友たちである。すこぶる、サイレントな人たちばかり。
或る旧友は、父が他界した時に、夫婦で静岡から通夜の晩に飛んで来てくれた。また、或る旧友は、仕事で身も心もボロボロの時に、話を聞いて叱咤激励してくれた。その存在は、家族以上にも感じられる。(勿論、最愛の人が最上位!)
反面、約束を破り、裏切る人たちの共通点は、大抵の場合、小心者で目の動きに落ち着きがなく、人の目をしっかりと見て話もできない人が多い。一見、人が良さそうに思えるが、演技者で偽善者ばかり。
しかし、小心で裏切り者の上を突っ走るのが、威風堂々とした詐欺師。これは、計画性を持ち、時間を掛けてでも、狙いすましたターゲットに罠を掛けるのである。饒舌にして、厚かましい人が多い。
人を陥れる人たちは、最後には天罰が下るのが世の常。性格的には、弥次郎兵衛、天秤、風見鶏の人たちであるが、何故、堂々と真っ直ぐに人生を歩めないのか。それは、自分自身が信用できないからである。
何はともあれ、知人友人としては、サイレント・マジョリティ的な人たちを多く持つことが、穏やかな人生になりはしないかと思うばかりである。ノイジー・マイノリティは、一瞬楽しそうだが、心友としては価値はない。

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