
熊本県山鹿市生まれの筆者にとって、幼少期の想い出として、今も尚、衝撃的だったのは、巨岩「不動岩」(高さ90m、根周り100m)である。
教育にすこぶる熱心な上田先生に連れられて、この「不動岩」に登ったのが最初であるが、威風堂々とした姿に腰を抜かしたのだった。
確か、一番手前のメインの巨岩のすぐ後ろの大岩に登ったと記憶する。食パンを投げると、カラスが空中で咥え、持ち去っていった。
「不動岩」は、「さざれ石」が「巌」となったもので、日本国歌の「君が代」にも登場するものであることを、数年前に知ることになる。
ちなみに、「不動岩」の名は、平安時代に山伏が山中に篭り、不動明王を神として祀り、修行したことに由来していると伝えられる。
今思えば、巨岩の頂上に登るのは危険極まりないものではあるものの、面倒見の良い先生による「度胸試し」だったのかも知れない。


▼不動岩からの眺望

▼奥に見えるのは金峰山(熊本県)

▼奥に見えるのは普賢岳(長崎県)

▼奥に見えるのは阿蘇外輪山

▼不動岩への登山口

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文責:西田親生
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