
困ったことに、猜疑心が強く、石橋を叩き割って対岸に渡れない人が居る。自分の足元だけを見るばかりに、周辺の人々の姿が怪しく見えてしまうのであろうか。一度限りの人生なのに、人を信用しないをスタンスで生きている。
周囲をじっくりと見回すと、色んな人が居る中で、素晴らしい人は必ず居る。賢明な人は、猜疑心に苛まれることなく、接点を持つ人たちの中から、胸筋開いて語り合える人を選び、仕事もプライベートも日々笑顔で楽しんでいる。
東日本大震災の時も、熊本地震の時も、そして、現在の新型コロナウイルス感染の時も、あちこちで詐欺師や盗人が出没する。しかし、罪人になる人も、幼い頃から罪という語義も知らず、同じ義務教育を受け、同じように大人になったはずだ。
しかしながら、どこかが違う。全てにおいて「価値観」が違う。己スタンダードに酔いしれている。人の命も、物の価値も、社会的なモラル認識も、全く異なる人たちが存在し、世の中のスクランブル交差点を仮面を被り徘徊している。
目の前の事象を大局的に見ることができない人は、自分のことを客観視できはしない。自分の所作が恥ずかしいものであったり、論理思考に歪みがあったりしても、利己主義者として周囲に当たり散らかしている。残念ながら、人相が悪い。
協調という言葉に反発し、相手の立場を無視し、自分ファーストで1日が始まり、自分ファーストで1日が終わる。元々、小心者で社会に馴染めない何かが心に宿っているに違いない。プライドは高いようだが、引き出しはやけに少ない。
根っから人を信用しない人が上司になると、部下は生き地獄の渦中へ。その上司は、常に上から目線で「恐怖政治」をやってのける。叱責のマネジメントにて部下を生殺しにしてしまう。毎日、人を誹謗中傷し、八つ当たりの繰り返し。
本来ならば、人を信用することが如何に素晴らしいことなのか、更に、人から信用されることが如何に幸せなのかに気づけば、日頃のイライラは吹っ飛ぶはずだ。職位をもって恫喝しても、人の心は動くはずもなく、失笑されるのみとなる。
気づけば、今でも遅くはないことを・・・。
▼気づきがあれば、貴方の人生は「薔薇色の幸せ人生」となる。



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