
今年になり2回目の、谷尾崎梅林公園。メジロの大群が押し寄せていた。しかし、今日も寸足らずの望遠にて、そろりそろりと近き、フォーカスが定まる前に、さっと次から次の木々に飛んで行くメジロたち。なかなか、このレンズでは難しい。
その時、横から写真家が声を掛けてくれた。キヤノンユーザーで、最新の70-200mmを装着している。筆者のそれは、時代遅れの70-200mm。話はレンズの話から、カメラメーカーの最新モデルに及び、とても楽しいひと時を頂いた。
横では、ニコンD500+Tamron18-400mmで、至近距離で梅の花々を撮ったり、ちょこちょこ動きまわるメジロに対してバルカン砲のような連写音を放っている。いやはや、今日もまたレンズのチョイスを間違ったかと、ストラップが肩に減り込んできた。
単焦点のマクロレンズを持ち込めば、高い木で遊ぶメジロには届かない。かと言って、バズーカのような超望遠レンズを持ち込んでも、手前の花に接近して写せない。基本は短焦点レンズなのだが、どうも、Tamronが世に送り出した18-400mmのレンズが気になってしまう。
2年ほど前に、老舗写真店の人から「今時、バズーカのようなデカくて重いレンズは流行りませんよ。もう、ペンタプリズムではなく、ミラーレス時代ですから、軽いのが一番!」と言われたことがあるが、「御意!」となる筆者であった。
しかしながら、この鉄下駄のように重いカメラ本体に、対戦車砲のような望遠レンズを装着して、手持ち撮影することへの拘りは、まだ消えることはない。「三脚立てたら、ご老体!」と言われぬよう、自らを鍛える為にも、これから10年は、この重装備で歩き回ろうかと・・・。






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