
久しぶりの「えのきぞの」。心が踊るほどの料理に遭遇。撮影するのが嫌になるほど、箸を休めたくはなかった。
この猛暑なのに、季節感を奏でる、それも清涼感たっぷりの料理群に、相方も始終唸りっ放しとなった。
圧巻だったのは、椀物の「あこう たまご豆腐 マツタケ」だろうか。ハモが手に入らなかったと言うものの、これは極みであった。
正直、どれもこれも、最後の甘物で〆るまで、油断大敵な料理ばかりで、途中で何度か思考が止まってしまった。
大切な会食であるが故の大切な料理なのだが、どちらかと言えば、仕事も忘れ、涼みながらのリラックスタイムにて同店を発った。
欲目で見ても、「えのきぞの」の料理を食さねば、大変損した気分となる訳である。
和食となれば、敷居も高く、料金も高額であると思われがちだが、相方が「もっと高くても良いのでは?」と首を傾げるほどである。
日本の歴史と伝統を凝縮した「日本食」、「和食」は、今の若い方々にも是非体験して頂きたいと思うばかり。
何故なら、「えのきぞの」の料理は、日本人である私たちの身も心にも染み渡る、筆舌に尽くしがたいほどの「食の美」が在るからだ。
末筆ながら、本日は相方さんにお誘い頂いたので、「ごちそうさまでした!」。
▼先付
蓮根豆腐 冬瓜 黄身酢かけ

▼前菜
鰻養老蒸し 白ダツ湯葉巻き 鮎味噌漬け豆腐はさみ ゴーヤうま煮 鯛けんちん シャインマスカット味噌漬 枝豆

▼椀物
あこう たまご豆腐 マツタケ

▼造り
鯛 太刀魚

▼箸休め
そうめん オクラとトマトのゼラ寄せ 温泉卵

▼焼物
スズキ 甘長唐辛子の白和

▼焚き合わせ
茄子の揚げ浸し 海老 アスパラ

▼ご飯
土鍋炊き 茗荷御飯

▼茗荷御飯と香の物

▼汁物
冬瓜の味噌汁

▼甘物
無花果のワイン煮 梨 巨峰 お抹茶

<えのきぞの>定休日:月曜日
〒862-0975 熊本市中央区新屋敷1丁目9-19濫觴77A TEL: 096-211-5525
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文責:西田親生


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