
今週の熊本ホテルキャッスルのダイニングキッチン九曜杏の「シェフランチ」は、イベリコ豚のカツレツである。イベリコと言えば。ドングリで肥育されるスペイン産の高級豚肉である。あっさりとした脂身は、まるでピスタチオのような味わいで、すこぶる美味い。
以前、ドングリを食べて育ったカナダ産のイノシシを食したことがあった。その脂身は寒天のように透けており、ジビエの常識を覆すような逸品だった。勿論、同ホテル11階のトゥール・ド・シャトーでの出逢いだったが、現在はなかなかお目にかかれない。
お皿を見ると、マスタードと岩塩が添えてある。美味しい肉は、塩と胡椒、わさびで十分に肉の味を引き立てる。よって、本日のイベリコ豚のカツレツは、マスタードと岩塩のみにて楽しませていただいた。あと1枚食べたいほど、一気にご飯も無くなった。
因みに、同ホテルレストランの「シェフランチ」には、この他に、スープとコーヒー、デザートが付く。


◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995)
http://www.dandl.co.jp/

Comments