
快晴の1日。陽射しが強く、フラットな熊本県護国神社の梅園。昨日は、雨上がりの旧細川刑部邸の梅園で、しっとりとした梅花を楽しませていただいたが、今日は一変。真っ青な空からは、刺すような太陽光がジリジリと・・・。
周囲は、メジロ、スズメ、ヒヨドリ、セキレイなどが囀り飛び回っている。こんな時に超望遠レンズを持参してない。いつものことだが、最近はカメラを2台、3台と持ち歩くことがないので、面倒くさがり屋に罰が当たった。
正直、ギラギラな昼間の撮影は億劫になる。汗まみれになり、影を探そうとも、同園はフラットで高い木々がないので、ダイレクトに梅花に光が当たっている訳だ。段々とボルテージが落ちてくる。しかし、白梅の花々は美しい。
「逆光には真正面から!」と独り言を呟きながら、逆光撮影に専念することにした。装着しているのは90mm f2.8のマクロレンズなので、高いところの梅花を写すには、両手をしっかりと伸ばし、背伸びした状態で撮る必要がある。
マクロレンズは便利だが、f値をずっと上げっぱなしなので、シャッター速度と相談しながらの撮影となる。f10、f13・・・と。時折、風が吹きっ放しとなるので、その間はじっと待つ。正直、昨日の雨上がりの方が断然楽だった。
今回は大した作品たるものは写せなかったが、太陽光が花びらを透過して、枝や隣の花々の影が写り込む。トーンダウンしつつあったけれども、1枚まあまあの写真が撮れれば、そこに居座ってしまう。気づけば、撮影開始より1時間が過ぎていた。




▼一番小さな小梅(花の直径が1.5cm程度)

▼梅の幹の下にノキシノブ(シダ類)

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