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成功する料理人とは・・・

▼写真はイメージ<2009年4月12日撮影>
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 グルメに目覚めて、数十年が過ぎた。幼い頃を思い起こせば、地方にも第1弾グルメブームが始まった頃だったのだろうか、それまで無かった多種多様な食材と出逢い、あたかも魔法のように調理する料理人とも出逢うことになる。

 これまで出逢った数ある料理人の中で、すぐに頭に浮かぶ街場レストランの料理人が二人いる。それは、京都に一人と東京に一人。

 京都の料理人との出逢いは、25年ほど前に関西テレビとのお付き合いが始まり、ちょくちょく大阪や京都へ足を運び入れるようになった頃、関西テレビのプロデューサーの紹介でその料理人を知ることになる。京都のお茶屋さんを改築したような、和洋折衷のモダンな雰囲気のあるフレンチレストランだった。

 予約制で1回転が原則の店。それも一人前のコースが当時1万円。芸妓さんたちにも人気爆発にて簡単に予約ができないので、最初は人を介して予約を行なった。少々大げさな表現をすると、とても長ーーーいカウンターだったことを覚えている。お客の前に立つ若いシェフたち。器にも食材にも全てに拘りを感じたのが、第一印象だった。

 それから翌年、筆者が主催する勉強会の京都研修を行った際に、その店に予約を入れて、再会を果たした。その料理人の眼は、以前よりも、更に鋭く、透明感があり、生き生きとしていた。後から聞いた話だが、その後、東京進出を果たし、大成功をおさめている。勿論、現在ではネット上で確認できるので、ちょいと思い出した時に検索をして、その店の隆盛ぶりを楽しんでいた。

 先般、四分の一世紀が過ぎ、東京店を弟子に譲るという挨拶文が届いた。実は、同料理長からこの25年間、一度も欠かさず、筆者へ手紙やハガキが送られてくる。名前は敢えて明かさないが、あっという間に、この人物は人生における一つの目的を果たし、凄腕料理人としてばかりではなく、経営者としての手腕も発揮したのだろうと。

 また、二人目は東京で活躍している料理人である。現在、或ること(彼には全く原因はなく、第三者の悪行にて・・・)がきっかけで、残念ながら親交が途切れてはいるが、自称「肉の変態」と称して、あらゆる極上牛の生産農家を訪ねては、鋭い目利きで、肉を探し求めていたのだった。

 超有名ホテルの部門料理長を経て、独立。海外へも視察や指導を何度も経験し、拘りに拘り抜いた「際立つ食事処」を具現化して行ったのである。当時、まだ彼も若かったが、肉の焼き加減や宝石箱のような前菜を拝見すると、元々感性の高い人物であり、穏やかな性格の中に、しっかりと正論を貫き通す「正義感」と「民度」の高さを持っていた。

 今でも思い出す、1本120グラムの北海道産のジャンボアスパラ、三元豚のしゃぶしゃぶ、冬瓜を宝石箱に仕立てた前菜、山形の門崎丑(かんざきうし)の極上ステーキなど、一瞬にして虜になったことを、つい昨日のように思い出す。独立前に結婚が決まり、その披露宴にも顔を出し、ブーケトスを動画に撮り、心地よく熊本へ帰ってきたのだった。

 以上のように、この二人の共通点は、「意表をつくようなアイデア」、「異常なほどのプロフェッショナル(職人)魂」、「並々ならぬ向学心・向上心」、「客の趣味趣向を見抜く力」、「真摯な心」、「時流分析と詰めの鋭さと正確さ」、それに「素敵な笑み」であろうと。

 この二人とは、随分長い間会っていないけれども、成功する料理人とは、当然にこのような人物がなるのだろうと・・・今更ながらに、出逢った多くの料理人一人一人の顔を思い浮かべながら、妄想に耽るのであった。

 ちなみに、料理写真は2009年4月12日にザ・リッツ・カールトン東京 ひのきざかにて撮影したもの。9年前の写真なのでご容赦願いたいが、それほど「旨かった!」という事になる。(取材および撮影許可は同ホテルより頂いている)


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  • posted by Chikao Nishida at 2018/5/14 12:00 am

正しいSNSの利用法・・・

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 ディー・アンド・エルリサーチ(株)がインターネット事業に着手したのは、1994年の秋だった。それは、商用インターネットが日本上陸した年でもある。よって、1995年〜1997年は、各地のインターネット研修会に招聘され、全国を宣教師のように走り回り講演活動をしていた。しかし、なかなか理解が得られず、県南の某ホテルにてオウム真理教と揶揄されたこともあった。

 当時、リクルート社のミックスジュースや毎日新聞社のジャムジャムなどの公式サイトが早々と開設されていたが、国内大手企業で着手しているところは、一部上場企業と言えども稀有であった。勿論、Yahoo Japanも楽天もライブドアも、産声を上げたのは、確か1996年7月頃であったと記憶する。

 上述の商用インターネット上陸から今年で四分の一世紀ほどが経つことになる。ご存知の通り、それは秒進分歩の勢いで、日々加速度を増しながら進化して行くことになる。十八世紀後半にイギリスから始まった産業革命どころの騒ぎではない。勿論、そこには、アップル社のMacintosh(1984年日本上陸)などのパソコンや、キャリア提供の携帯電話などのデバイスが大きな牽引役を果たしてきた。

 このようにインターネット黎明期を振り返れば枚挙に遑がないが、公式WEBサイト構築が全国津々浦々へとじわじわ浸透し、更に、電子メールの遣り取りが普通に行われるようになり、2000年頃はネット上でのビジネスモデル開発の時代へ、そして、現在のSNS時代へと移り変わって行った。

 SNSとは、ソーシャルネットワークサービスを言う。インターネット上陸当時、デジタル文化に乗り遅れた人たちも、今や、デバイスの進化により、何も悩む事なく、掌に持ったスマホやタブレットで、簡単にWi-Fiなどの無線通信により、世界中のWEBサイトやオンラインショップなど閲覧できるようになった。デジタル音痴という言葉も死語になるほど、ネットは生活の一部として、個人領域を覆い尽くしてしまったのだ。

 ところが、便利な世の中になるのは実に良いことではあるが、SNS時代となり、残念ながら事件事故が日々絶えない。例えば、個人情報を盗み、個人を特定した上でストーカー行為に至ったり、未成年者を出逢い系サイトで誘い、買春事件が起きたり、殺人事件までも起きるという「ネット地獄時代」へ突入してしまった感がある。また、世の中がデジタルで埋め尽くされたが故に、ハッキングにより大量の個人情報が湯水の如く流出している。最近の話では、先般世間を賑わせたビットコイン(仮想通貨)事件も記憶に新しいところである。

 ここ数年の話だが、Facebook、Twitter、Instagram、そしてLINEなどに人気が集まり、そのユーザーたるや、地球上で数億人単位の人たちが利用するようになっている。しかしながら、すこぶる便利な機能がテンコ盛りではあるものの、人が作ったものに安易に乗っかると、必ず、心無い人からの誹謗中傷・揶揄などの攻撃があったり、詐欺事件に巻き込まれたりで、世の中が混乱した中でデジタルの波に呑み込まれる人たちも多いというのが現状である。

 妙な事件や事故に遭遇する人たちは、デジタルの利便性だけに依存し、その「ネット地獄」の闇の部分を軽視している人が圧倒的に多いようだ。それが大問題である訳だが、実は、日頃からの「SNS利用法」の勉強不足が多種多様な事件事故を誘引していることに気付くべきだ。何の自覚もなく、日々、SNS上で虚栄に満ち溢れた個人情報発信に明け暮れ、赤恥をかいていることさえ、全く知る由もないという「民度」の低さだけが露呈している。

 本日のタイトルは「正しいSNSの利用法・・・」としているけれども、この場で微に入り細に入り、詳細まで書き綴れない。以上のように、危険性が輻輳しているSNS時代において、大人として「モラル」、「危機感」などへ関心を持ち、砂漠の地雷原に敷き詰められた「無数の地雷(罠)」にしっかりと対応すべきではなかろうか。



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  • posted by Chikao Nishida at 2018/5/13 04:03 am

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