
麗らかな一日。思い切って、冬季の矢谷渓谷方面(熊本県山鹿市菊鹿町)へ車を進めた。現地は、番所の棚田で有名なところだが、その棚田入り口看板があるところの水場に足を踏み入れた。
相変わらず透き通り、冷たそうな水の流れだが、季節柄、カエルやサワガニに遭遇することもなく、カメラは手持ちにて、スローシャッターで岩場の撮影することに。ISO、絞り、シャッタースピードなどをチェックし、10分の1秒のスローシャッターにて、息を止めて、どうにか撮影を終えた。
ワイドレンズを持参していなかったので、納得ゆくような絵面ではないが、ポカポカ天気で、美味しい空気を胸一杯に吸い込み、すこぶる楽しい取材ができた。
帰り際に、矢谷渓谷へ立ち寄ることにした。散り積もった褐色のカエデの葉っぱをザクザクと踏み潰しながら、「嫁おどし」の吊り橋の中央へと。残念ながら、その吊橋から見えるであろう小さな滝は、木々の枝葉のベールに包まれ、水の音だけを楽しんで帰途についたのだった。
このように、時には都市部の喧騒から逃れ、カントリーサイドの風景を愛でるのも、精神衛生上よろしかろうと・・・。



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