
浮島に遊ぶ野鳥の二回目の取材することにした。全体を見回し、野鳥たちの動きを観察していると、野鳥たちの習性なり、共存関係だったり、吉本新喜劇のようなオチありと、あっという間に1時間半ほどが経ち、陽は傾きかけていた。
先般、浮島の野鳥についての連載をほのめかしたが、早速、本日から数回にわたり、浮島周辺水辺公園の野鳥たちについて書き綴ろうかと思う。
今回は、川鵜が主人公となる。同公園の溜め池では、大鷺や青鷺と同様に、超大型の鳥でもあり、数本の止まり木は、川鵜がほぼ占領している。威風堂々とした姿で、まるで欧州から来た観光客のように、目の色はエメラルドグリーンでオシャレ。
クチバシは、鷺と異なり、上クチバシの先がカギ型で、少々、黒悪魔のデビルのように、威圧感がある。この溜池では、王様的存在なのだろう。低空飛行をしては着水し、餌を求めて潜水活動を繰り返している。比重が重いのか、体が沈み、水面に浮かんでいるのは、背中の一部と頭と首だけとなる。まるで、ネッシーのようだ。
水中での動きが見えないのが残念だが、結構長めの潜水をするので、一度潜り、浮き上がって来る場所の予測が立たない。カイツブリも同様に潜水のプロであるけれども、それより予測が難しいように感じられた。
夕刻になり、川鵜たちは、さっさとねぐらへ飛び去ってしまったようだが、いつの日か悠々と飛び回る川鵜たちを激写(連写)できればと・・・。




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