
晴天の午後、八景水谷公園を訪れた。
まるで小春日和のようで、ジャケットを脱ぎ、シャツ1枚で撮影を行った。10月31日だというのに、陽射しが強く、眩しい。あまりのギラギラとした公園にて、一眼レフカメラのISOを100より小さく設定し、露出補正を思い切ったマイナス値で撮影する。
写真上のように秋の象徴である紅葉もある中、花壇にはビビッドな花々が咲き乱れている。蜂や虻なども飛び回り、体全体に花粉をつけて一所懸命に働いている。
湧水池には二羽の中鷺がいたけれども、この眩しさでは写真が白飛びするばかりなので、今回はマクロレンズで花々だけに限り撮影することにした。地面を見回したり、木々の根元から天辺まで眼を遣り、何か面白い被写体はないかと・・・。
面白いもので、マクロレンズに傾注していると、超望遠や超ワイドレンズが欲しくなる。心の中は、レンズの浮気ばかりとなってしまう訳だ。一度に写せるのは一台のカメラ。どんなに欲張っても、万年筆と嫁さんと同様に、一つで十分なのだが、つい、「あのレンズ付けたらどうなるのか?」と浮気心がにわかに動き出す。
写真というものは完結なきもの。本日も反省だらけの取材だったけれども、明日の取材地ではしっかりと納得の行くものを切り撮りたいと意気込んでいる次第。







▼撮影風景

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