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薔薇の花に包まれて・・・

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 フードパル熊本の薔薇はどうなっているのか?・・・秋薔薇の最盛期は過ぎているので、期待薄のままフードパル熊本へと足を運び入れた。

 ところが、先般取材をした時よりも、美しい秋薔薇の姿があった。もちろん、春薔薇と比較すると華やかさはないものの、手入れの行き届いている薔薇は、しっかりと天を仰ぎ、夢幻の美を放っていた。

 薔薇を撮影するときに、一番問題となるのは、背景である。コスモスの場合は、川岸やら草原やらで、自然いっぱいの中で風に吹かれるコスモスを捉えるのは簡単であるが、薔薇の場合は・・・地面や背景に問題がある場合が多い。

 人工物がたくさん背景にあると、せっかくの薔薇の花の美しさが損なわれてしまう訳だ。よって、絞りを開放気味に、できるだけ人工物が背景に写らぬ構図を描きながら、カメラワークを行う必要がある。

 これは良い角度だと思いレンズを向けると逆光であったり、ぐっと寄って撮影しようとすると、花の雌蕊(めしべ)に気持ち悪い虫が陣取っていたりする。花は、雨上がりの、蕾から開花寸前の時が一番美しい。女性のフレアスカートの波打つような美しい花びらも、虫食いだったり、黒点や班入りがあったりすると、台無しとなる。

 幻の染めと言われる辻ヶ花。椿や葵など・・・今にも枯れて落ちてしまいそうな花や葉に水滴が転がっているところを描写しているものがあるが、薔薇の花には、侘び寂びの世界観は似合わない。できることならば、フランスのベルサイユ宮殿に咲き誇っているような、素敵な薔薇の絵が撮れればと・・・。


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  • posted by Chikao Nishida at 2017/10/31 02:17 am

僅か10分の間に・・・

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 いつものようにスタートは昼過ぎとなった。日が短くなっているので、スタートを早めにしようと努力しているが、結局、正午前後になってしまうのである。筆者がだらしないのか、地球の自転が筆者のライフスタイルに合わせてくれないのか、定かではない。

 午後より車でぐるぐると回りながら取材先を考えていたが、今日は、ゆったりと時間を過ごし、夕景でも撮影して、夜間のプロジェクト「N」会食と勉強会に備えることにした。

 それまで1時間あるので、高台からの僅か10分足らずの撮影時間に、西の空の表情を楽しませていただいた。赤くなったり、紫っぽくなったり、ピンクになったり、そしてまた赤くなったりと。決して美しい夕景ではないが、色の変化とグラデーションは面白かった。タイムラスプで撮影したら、迫力のある雲の動きが撮れたかも知れないと・・・。


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▼本日の取材風景 photo by Assistant Photographer
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▼プロジェクト「N」の夕食会 200gの和風ハンバーグステーキ(熊本ホテルキャッスル)
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  • posted by Chikao Nishida at 2017/10/28 01:17 am

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