▼芙蓉の花

連休とあって、国道や県道など、車が蛇のように連なっていた。ちなみに、熊本県北部では、彼岸花や芙蓉、コスモスなどを求め、更に栗のシーズンなのか、多くの観光客が大移動していた。
本日足を運んだのは、岳間渓谷に一番近い川沿い。真っ赤な彼岸花のラインが水田の畦道や川沿いを走り、近くには芙蓉が大輪の花を咲かせ、コスモスが風に揺らいでいた。
一眼レフカメラ、スマホ、タブレットなど様々な撮影法で、人の姿が点々と動いている。家族連れもいれば、カップルもいる。また、介護老人施設の車もあり、ご老人を椅子に座らせ、記念写真を撮っていた。
一眼レフカメラを手にする人たちは、必ずと言って良いほど会釈程度の挨拶や、その場限りであるものの、花の状態やら、足元の毒蛇や上空からのスズメバチ攻撃などの情報交換をすることがある。しかし、残念なことに、花々を愛でるという共通点はあるものの、今回は、ほとんど無言の通りすがりの人たちばかりであった。
最近、気になっていることが一つ。それは、笑顔のない人たちをよく見掛ける。折角、自然に触れ合うために素敵な処に足を運び、笑顔がないことに首を傾げるのである。元々、大陸系の「陽」の人種と比べれば、少々物静かな島国系の「陰」と理解してはいるものの、唄を忘れたカナリアになっては、何事も勿体無いのではと・・・。



▼彼岸花


▼イヌイチジク

▼アマガエル

▼ハヤ釣りをする老人

▼鈴生りの柿

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