
猛暑・・・どこに居ても、体全体が熱く燃えるように痛い。よって、近場の避暑地として八景水谷公園へ足を運ぶことにした。
いつもの湧水池へ行くと、常連のシルバーパワー炸裂。でっかい三脚に、バズーカレンズ搭載の一眼レフを構えて、一番良い所を陣取っていた。「翡翠撮るのに、ここは600mmは要らんですよ。400mmで十分!」と言い切るカメラマン。
APS-C(DXフォーマット)のカメラに400mmの超望遠レンズを装着すると、600mm相当の望遠となる。なるほど、八景水谷の湧水池の奥行きを考えれば、600mm相当で十分なのだろうが、ずっと翡翠を待ち続けなければならない。
筆者はウォーキングを好むカメラマンなので、常に手持ち撮影である。じっと長時間待つのは性に合わないので、ニコンのDXカメラであれば600mmレンズを装着し、900mm相当で撮影したくなる。とても横着な撮影の仕方かも知れないが、一箇所に何時間も待つような根性は無い訳だ。
そうなると、白鷺などの大きな野鳥が魚を獲る瞬間の撮影が面白い。元々、シューティングゲーム大好き人間なので、バズーカのようなレンズも思いっきり振り回したくなるのだろうと・・・。
歩いていると、白鷺が青鷺の様子を伺いながら、25m先に降り立った。青鷺から左手10mくらいのところだ。こちらからは結構な距離であるが、あまりにも暑いので、木陰からその様子を撮ることにした。
ところが、何度か青い小さな鳥が左から右へ、右から左へと、結局、白鷺の右後方にある岩の近くにとまった。翡翠だ。石橋を渡り、少しでも近づこうとしたが、対岸に行くには距離があり、時間がかかる。よって、中の島の木々の間から狙うことにした。
ファインダーで覗く翡翠は、実に小さい。手持ちであれば1/1000秒程度のシャッタースピードでなければブレが生じる。息を止めて撮影したが、小さすぎた。帽子をかぶり、迷彩服を着て、完全装備で翡翠を狙わねばならないのだろうか!?。翡翠は美しく可愛いが、やはり、筆者には無理な被写体のように思えてならなかった。




▼取材風景

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