
鰻を美味しく食べたいという知人友人に紹介するのならば、唯一、水前寺東濱屋(熊本市)と決めている。鰻で有名な店を、全国あちこち(帝国ホテル地階の吉兆東京、浜松市の老舗、柳川の老舗ほか)で食した中で、同店の鰻は歴史と伝統もさることながら、焼き加減、タレの香りと絡み具合、食感と喉越しなど、質量ともに非の打ち所がない。
▼水前寺東濱屋公式サイト
http://www.dandl.co.jp/higashihamaya/
本物の鰻を出すと豪語する鰻屋さんは、ランチタイムで向かっている時に、「今日はランチの鰻が無くなったので・・・」と、午後1時前と言うのに、平然と断ってきた店もあった。その店に行く途中の電話だったので、敷居の高さを見せたいのかもしれないが、とても残念でならず、それから二度と足を運ぶことはなかった。
ちなみに、水前寺東濱屋へ最初に足を運んだのは、三十五年ほど前のことである。当時は、現在の近代文学館サイドにあったが、落ち着いた料亭の造りや見事な庭園を愛でながら、初めて食した極上鰻に腰を抜かしたことを、昨日のように覚えている。それから何度足を運んだことか・・・。
どこかのコマーシャルではないが、「鰻を喰うなら水前寺東濱屋、鰻を喰うなら水前寺東濱屋!」と・・・。
▼特上鰻の蒲焼

▼特上鰻のせいろ蒸し

▼特上鰻の白焼き



◎水前寺東濱屋公式サイト
http://www.dandl.co.jp/higashihamaya/

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