
最近、癖になったかのように山鹿市鹿北町の郷土料理をベースとする食事処「もみじ庵おがさわら」へと向かった。実は、予約時間よりも1時間ほど早めに到着したので、食事前に岳間渓谷の吊り橋周辺を撮影することにした。
渓谷に行くには軽装すぎる。よって、足場の悪いところまで下りて撮影できないが、標準や望遠レンズを使い分けて、眼に入ってきた景色を、そのまま切り撮って行った。
そろそろ予約時間が迫ってきたので、渓谷からの狭い道を下り、数分後に同店へ辿り着いた。土曜日なので、お客が多いのは覚悟していたが、かなり多かった。小上がりまで家族づれで一杯だ。
女将さんが、先般書いた記事の出力をお客に手渡していると、「わー、美味しそうな写真!」と絶賛してくれた。間髪を入れず、女将さんが「お隣の方が撮影して・・・」と紹介していただくと、お客が「そうなんですか。素敵な写真ですね。」と声を掛けてくれたのである。
同店には筆者の個展記念に発刊した「如水(第5弾)」を置いてもらっているので、その小冊子を県外のお客二人に二冊、玉名から来ているというご婦人二人に二冊を手渡した。
このような流れでお客とコミュニケーションを取ることはすこぶる少ないが、とても心温まる言葉に、恐縮した次第。正直なところ、褒められれば、それがプレッシャーになるけれども、心の中で、「もっと、印象に残る作品を撮りまくるぞ!」とメラメラと燃えて来たのだった。・・・しかし、写真は実に奥深い。
▼同店の川魚コースの記事を出力したもの(4月15日の記事より)

▼もみじ庵おがさわらの庭に居たアマガエルとシャクナゲ

▼もみじとシャクナゲほか

▼岳間渓谷のもみじ

▼岳間渓谷


▼取材風景

◎もみじ庵おがさわら
熊本県山鹿市鹿北町多久1394
TEL: 0968-32-3870 休み:火曜日
※ご予約をお勧めします!
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