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自分が幸せなら、人も幸せにできる!

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 人の幸福感は千差万別。

 食べ物で飛び上がって喜ぶ人、絶景を眺めながら絶叫する人、恋人と一緒に過ごすひと時にまったりする人、趣味に集中してニンマリする人、純愛小説を読み終えてウルっとする人、愛車を運転して心地よさに包まれる人、五つ星ホテルに滞在してゴージャスさにうっとりする人、家族の健康を確認してホッとする人・・・人、それぞれである。

 それぞれに幸福感の色なり質なり深さなりが異なるが、その人なりに満足するものがあれば、それで十分幸福だと言える。

 ここで、「幸」の語源を紐解くと・・・平たく言えば、「運良く自由である」ということになる。それが長い歳月を経て、現在の「幸運」とか「幸福」という熟語となっている。よって、現在は、人の心を思いのまま集中させ、更に、心を解きほぐしてくれるものが「幸」となる。例えば、都会の喧騒から逃れ、大自然の中に身を投じるのも、一つの「幸」となる。所謂、瞬間移動を行い環境を変えることで、リフレッシュできるという幸福感である。

 人は、自分一人で幸福感に浸ることができる人も居るには居るが、その幸福感を共有することで、それは数倍増することになる。そこに、素晴らしい対人関係が介在すれば、もっと大きな幸福感を得ることが可能となる。畢竟、幸せ一杯の自分自身があれば、それは自然と言葉にも表情にも滲み溢れ、対人関係がより一層素晴らしいものへと育って行く。つまり、幸福感の共有があれば、相手も自ずから幸せになるというポジティブな連鎖反応が生じる訳だ。

 日頃からの自分自身の背中をじっくりと客観的に見てみよう。背中を見て、笑い転げるほど楽しかったら、その人は「幸」を持っていると言える。・・・きっと、人を幸せにできる何かを持っていることに・・・。万が一、持っていないとすれば・・・先ずは、自分自身が「幸」を得るように、生き方を変えてみたらどうだろうか。それも、意地汚く、人を騙したり、人を見下したりの醜態を曝け出すような捨て鉢な手法ではなく、人を尊び大切にするベクトルで動かれては如何だろうかと。

「幸」とは、独占して自慢するようなものではなく、皆と共有して、はじめて「幸」となるものである。


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◎先見塾公式サイト
 http://www.senkenjyuku.com/Link

           

  • posted by Chikao Nishida at 2016/8/26 12:00 am

水前寺東濱屋の極上鰻!

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 140年の歴史と伝統を誇る、鰻専門店「水前寺東濱屋」。同店は筆者の鰻料理のスタンダードを育ててくれた名店だ。

 実は、生まれて初めて鰻の蒲焼を食したのは、5歳の頃だったと記憶している。釣り好きの父が、菊池川(熊本県山鹿市)で獲ってきた天然鰻がそうだった。まな板の上で頭を突き刺し、腹開き。それから七輪で素焼きを終えて、何度もタレを付けながら焼いているところが映像として残っている。

 見た目は蛇のようで、体全体が黒くヌルヌル。生臭く、嫌なイメージが第一印象であった。ところが、焼き終えた鰻の蒲焼を一口食すと、この上ない鰻の旨さに驚き、飛び上がってしまったのである。

 しかし、それ以来、出不精だった筆者は、家族と伴に鰻専門店に足を運ぶこともなく、学生時代の友人と安い鰻ランチを何度か食べに行った程度で、飛び上がるほど旨い鰻に出会うこともなく、いつの間にか社会人となってしまった。

 当時、新聞社地階にあった社食(社員食堂)で九百円(社員は3割引の七百二十円)の鰻重があるというので、喜び勇んで、社食に向かった。そして、社食で一番高いメニューである鰻重を久しぶりにそれを食したのである。・・・残念ながら、生臭くかなり不味かったことだけはしっかりと覚えている。

 それから数年後、当時のニュースカイホテルでセミナーを主催した時に、事前打ち合わせで鰻専門店を訪れ、極上鰻を食したのである。それは、それは、今まで食したことのない、分厚くでっかい極上鰻に、二十年ぶりに飛び上がった。鰻ざくも、鰻巻きも、肝焼きも、肝吸いも・・・申し分ないというか、とんでもない旨さだった。・・・それが、「水前寺東濱屋」だったのだ。

 同店に足を運んだお陰で、筆者の中に極上鰻のスタンダードが育っていった。よって、同店に足繁く通うようになり、いつの間にやら三十年が過ぎた。また、偶然にも同店の若女将が筆者の幼友達の従姉妹であったことにも、腰を抜かした次第。

 前置きが大変長くなったけれども、同店の鰻の焼き方は菜箸三本を使い、何度も何度もタレに付けながら、宙を鰻が舞うように捌き焼くと言う、独特な焼き方である。炭火も高熱で、外側はカリッと、内側ジューシーに、百四十年の歴史が凝縮された深い味わいだ。

 太平洋戦争がなければ、同店の厨房には百四十年前のタレが継ぎ足されているのだろうが、戦時中に焼失し、現在のタレは七十年の歴史を継いでいることになる。それでも、老舗中の老舗として、県内外からのファンも多く、その芳ばしい香りに酔いしれ、極上鰻を頬張り、満面の笑みを見せてくれる。

 この深夜には「毒」のような話をしてしまったことを後悔している。キーボードを叩くたびに、鰻の蒲焼の写真が憎たらしく見えてきたり、腹の虫が大きく部屋中に鳴り響いたり、現在、デスクに向かう筆者は大変な状況下に陥ってしまった。・・・筆者が大好きな極上鰻のせいろ蒸しや白焼きなどの映像とその香りが、頭の中でぐるぐる回っている訳だ。実に、辛い。

 ところで、「水前寺東濱屋」の公式サイトが、突然リスポンシブとなった。今回はそれを伝えたかったのである。以下のURLが同店公式サイトなので、是非、スマホ、タブレットなどでご覧いただければと・・・。それにしても、鰻の記事は大変「酷」であることを再認識してしまった。・・・記事をアップした後、間髪を入れず冷蔵庫を開く筆者が、必ず居るはずだ。(苦笑)


▼水前寺東濱屋公式サイト(リスポンシブ)
 http://www.dandl.co.jp/higashihamaya/Link

▼菜箸三本で焼く、水前寺東濱屋の鰻の蒲焼
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  • posted by Chikao Nishida at 2016/8/25 12:00 am

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