
昨年から今年にかけて、何度も足を運んでいる旧細川刑部邸。さずがに日曜日、観光客や写真家、そして婚礼の前撮りの方々を、あちこちで見掛けた。
今回の目的は、同邸の梅の花々を撮影することにあった。しかし、紅梅は蕾がたくさん付いてはいるが、まだ、花びらを出す素振りさえなさそうだ。持ち込んだレンズは、24mm-105mm f4.0のズームレンズ。少々、手抜きレンズだと思いつつ、撮影して行った。
15分ほど経っただろうか、咲いたばかりの白梅の花々の蜜を舐めに、メジロ数羽がやってきた。やはり、本格的な望遠レンズを持ってくるべきだった。準備不足の手抜き取材を反省しつつ、取材終了間際に、やっとメジロの姿を捉えたのだった・・・。
話は変わるけれども、先般、藤崎八旛宮へ行った時も、婚礼の前撮りスタッフがたくさん境内中央に屯していた。今回も、同邸の入り口近くに関係者が陣取っていた。要らぬ世話だが、このような場合に、各施設に対して使用願いを提出しているのだろうか!?
もし、使用許諾願いの提出が必要ないとしても、県内外から足を運び入れる観光客の方々のことをしっかりと考えて、撮影に臨んでいるのだろうかと、少々、首を傾げてしまった。
勿論、おめでたいことである訳で、黙認しても構わないが・・・だからと言って、各施設や庭園などを、自分の庭の如く使うのは如何なものかと思った次第。おめでたいのであれば、微笑ましい「慶びの共有」が必要となる。
よって、周囲に気配りを行い、おめでたいことへの理解と、それを引き出すための会釈や挨拶は必須である。プロデュースする人物やカメラマンの資質に関わることなので、可能な限り、不協和音が生じないよう、それなりのプロとしてのエチケットを見せて欲しいものである。

▼撮影風景

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