
今回は、28mm f2単焦点レンズだけを持ち歩き、撮影してみた。28mmというワイドレンズは、いつも使っている35mmや50mmのレンズとは全く異なる世界だ。
一日中かんかん照りのように暑い休日。花々や木々、昆虫を見回すと、段々と冬に向かっている様子がわかる。花びらをムシャムシャ食べているショウリョウバッタ。レンズを近づけても、全く気づくこともなく、ひたすらムシャムシャしている。
夕餉近くの時間帯だったので、先ほどまで汗ばんでいたシャツが、急に冷たくなっている。撮影中に、あちこちから虻や小さな虫たちが舞い込んでくる。カラスたちた合図を送る。花々は急に元気が無くなってしまったようで、探すのに大変なくらいである。
そんな静かな撮影時間を楽しんでいると、日没となり急に暗くなってくる。
まだ、しっくりとこない28mmレンズ。構図を考え、暗がりの光を拾って撮影しようとしても、なかなか思ったように写らない。収差は少ない上等なレンズだが、何度も試し取りを繰り返す中で、何かヒントが出てくるだろうと・・・。




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