▼夕暮れのススキ

日がどんどん短くなり、夕暮れの写真を撮るのも、なかなかタイミングが合わなくなってくる。
本日は、久しぶりの取材なし、グルメ試食会なしの、ゆっくりした日曜日。勿論、クライアントさんとのコミュニケーションは取りつつも、今週の取材準備をしながら・・・気づけば、高台で撮影を始めていた。
陽は既に沈んでいる。空は雲一つない。撮影には面白味のない風景だ。ただ、延々に青のグラデーションが続く。透明感があるようで、よく見ると、PM2.5なのか火山灰なのか判らないが、薄っすらと靄っている感じも受ける。
秋を告げるススキも、チョロンと波平さんの頭部のように生えている。風になびくも、豪快さはなく、エタノールで動く水飲み鳥の置物のように単調な動きで止まってしまう。
こんな時に被写体を見つけるのは大変だ。手元にあるレンズは、60mmのマクロ。これまた、暗がりでは小さな花も何も写せない状態。・・・景色を写すには、やはり、スーパーワイドなレンズが必要となってくる。少なくとも、28mm、24mm、12mmなどのレンズであれば、素敵な景色だったのだろうと・・・。
よって、作品にもなり得ない、ちょび秋と夕暮れを数枚収めて、オフィスに戻って行ったのだった。

▼拡大すると、旅客機の手前に虫が飛んでいた。

▼夕餉・・・各家々に灯がともり始める

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