

秋の風物詩の代表格である、ススキ。その昼と夜を撮影してみた。
秋風に靡くススキだが、そこにフォーカスを当てると、前後左右にお構いなく首を振ってしまう。勿論、マニュアルフォーカスで追うが、ある程度の構図の範囲の中で、「この辺かな?」と当たりをつけて、撮影する訳だ。
写真上は、穏やかな落日手前の時間帯に逆光気味に撮影したススキである。前述のように、なかなか静かにしてくれない。よって、当たりをつけて、自分なりの構図の中で、ススキを撮ってみた。逆光気味だが、どれだけ小さく細いススキに光がキラキラするのかも期待して・・・。
また、同じ場所で、ススキの夜の姿を撮影することにした。背景には街灯や看板、そして信号や車のヘッドライトなどがチラつくので、絞りを開放f1.4から2.0に絞り、背景の玉ボケを楽しむ程度に撮影を試みた。
もっと背景に光のイルミネーションが欲しかったが、空気は澄んでいる。しかし、思ったよりも遠景は暗すぎる。よって、ギリギリのところで、ススキがあるかないかで終わってしまった。
秋は、台風以外は、撮影に適した気候でもあり、また、紅葉も待っている。日々カメラをぶら下げて外出するのが楽しみだが、なかなか心地よい被写体に出くわさないのがストレスとなっている今日この頃でもある。・・・やはり、私はポートレートが似合っているのかと・・・。
※撮影機材:NIKON D800+SIGMA 50mm f1.4


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