
昨日は、午後2時からの会議が入っていたので、定刻通り、熊本ホテルキャッスル ダイニングキッチン九曜杏へ足を運んだ。
会議は午後2時から午後5時頃まで続いた。気づけば、午後5時半からアーリーサマーバイキングがスタートする。毎週、金曜、土曜、日曜、月曜と続くのである。
目の前のテーブル、更に右奥のテーブルには、熊本財界の重鎮が座り、目が合うと、互いに自然と会釈をしてしまう。目の前の重鎮は、以前、日本経済新聞(全国紙)表紙でも紹介された、嘗ては、熊本財界の司令塔とでも言うべき切れ味のよい経営者だ。また、右奥は、専門学校で大成功を収めた人物である。
前者の重鎮との出会いは、30年ほど前に遡る。筆者が新聞社主催のセミナーを企画すると、必ず朝一番に申込の電話を入れ、ニューメディアに関して、すこぶる関心を持ったお方だった。SHARPの電子システム手帳セミナーを新聞社告に掲載すると、その方が1番、2番目には、必ず、当時の日本電信電話公社熊本支店長の氏名があったことを覚えている。
後者の実業家は、筆者と同郷でもあり、他界した実兄と同級生でもある。いつも和かにソファーに座り、面会を求めてくる若者と談笑していることが多い。以前、筆者の著「如水」を手渡したこともあり、それから会うたびに互いに声を掛けるようになった。気さくで、心にゆとりあるオシャレな方である。
このように、同レストランのいつもの席に座っていると、日々、何らかの物語が繰り広げられる・・・。
バイキングの時間帯にも関わらず、3テーブルだけはバイキング料理ではなく、いつものスタンスで、いつものメニューからオーダーし、夕食の時間を其々にじっくりと楽しんでいた。
周囲を見回すと、どっと押し寄せたバイキングのお客に、スタッフたちはてんやわんやの大騒ぎ。筆者は会議も円滑に進み、無事終了したので、たまたま持参していた望遠レンズを使って、同レストランのスタッフの動きをチェイスしてみた。
750mm程度の望遠なので、結構遠くのスタッフをチェイスできる。カメラのオートフォーカス設定をCの3Dとして、動く人間の顔をリアルタイムに追っ掛け、シャッターを連写して行くのだが、勘の良いスタッフは、遠いところから筆者の動きを察知して、ファインダーから、瞬間的に姿を消す者も居る。多忙にも関わらず、無言の駆け引きをしながら、仕事を楽しんでいる姿に、互いに笑みがこぼれてしまうのである。
こんなに心地よい環境を頂き、日々感謝の念を持つばかりである。お仕事、お疲れ様でした。





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