熊本ホテルキャッスルに足繁く通うようになって、約35年が経つ。同ホテルは、今年55周年。先日開催された、同ホテル社長の斉藤隆士氏叙勲祝賀会で、或る方のご挨拶にあったように、開業当時からご存命の株主は僅か一人と、少々ブラックユーモア的な発言があったように、同ホテルは55年間、熊本県内の政界、財界をじっと見守って来たのであろうと推察する次第。
冒頭から話が外れてしまったが、本日のテーマは「洋食の盛り付け」である。写真群は、同ホテル1階にあるダイニングキッチン九曜杏の料理長や工藤佳吾セカンド、そしたアシストに回った若手シェフたちの力作である。最近では、筆者が「万華鏡」という料理名を勝手につけた・・・中央に肉類、そして周囲にありとあらゆる野菜や果物を盛り付けたものがある。
料理は、食材や調理法は重要なファクターではあるが、最終的に客のテーブルにサーブする料理の盛り付けは、すこぶる重要なものと言える。見ただけで、食べるのが勿体ないほどの盛り付けとなると、女性たちは必ず歓声を上げる。我々男性も、シェフの心が篭った盛り付けには、ぐっと唸らされることもある訳だ。
久しぶりに写真の再整理を行っていた中に、同レストランの料理が数千枚あったので、ランダムに抽出し、今回ご紹介することにした。これらの料理について筆者があれこれ説明するより、じっと写真をご覧いただけるだけで、如何にシェフたちが気合を入れているのか一目瞭然ではなかろうか。是非、ご試食いただければと・・・。
このように恵まれた環境下で、多種多様なグルメの研究ができる筆者が、一番幸せなのかも知れないと、つくづく思った次第。・・・実に有難いことである。
▼筆者が勝手に「万華鏡」という名をつけた料理


▼鬢長鮪と野菜

▼黒毛和牛のフィレとフォアグラ西京味噌漬け

▼アぺタイザー

▼黒毛和牛フィレとフォアグラ西京味噌漬け トリュフ添え

▼クリスマスディナーのデザート

▼筆者が勝手にアレンジしたクリスマスディナーのデザート

▼写真中央は同レストラン工藤佳吾セカンドシェフ

▼工藤佳吾流「万華鏡」

【ディー・アンド・エルリサーチ株式会社公式サイト】 http://www.dandl.co.jp/dandl/

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