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人生の迷路を歩む人たち

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 ここ数年、いろんな人たちが目の前を通り過ぎて行った。人は何故急接近したり、突然砂を掛けてまで絶縁して去るのか不思議でならないが、それを検証してみることにした。結論から言えば、「金の切れ目は縁の切れ目」と言うことだ。仕事上、メリットがないと決め込んだら、さっと身を引く人が、一番多かったような気がしてならない。

 昔の人は、大したものだ。それを「世の常」として、ズバリ言い当てている。よって、「金の切れ目」で豹変する人たちの特徴は、すこぶる「けち」で、普段は人様の為に一切身銭を切らないタイプが大半を占める。彼らのメリットとは、「只飯、只酒、只勉・・・」など、只で何らかのメリットを見出すと、さっと飛び込んでしまう。言葉は悪いが、コバンザメやハイエナのような習性である。

 世話になったら礼を言い、その恩を一生忘れず、必ず恩返しをすることが人の道だと、幼い頃から教えられてきたので、自分の出来得る範囲で、少しでも恩返しができるように努めたいと、日頃から己に言い聞かせている。

 しかし、先人がズバリ言い切った「世の常」とは、親密な関係であろうがあるまいが、御構い無しに、それまでの恩など全てをひっくり返し、己を正当化し、恩人達を愚弄してまで、逃げ去って行く人も居るのだ。とんでもない悪行であるが、筆者も含めて、これが社会底辺層における非道極まりない「輩」の存在であり、それを甘受せざるを得ないのである。

 筆者は思う。・・・今、自分に備わったスキルやキャリアは、自分の努力も細やかながらあるけれども、諸先輩や知人、友人の大きな支えの下に、今の自分が存在しているのだと。その方々と、どんなに喧嘩別れして疎遠になろうが、死ぬまでその方々のご恩は、忘れてはならぬもの。
 
 話は戻るけれども、砂を掛けてまで去って行った人たちは、どんどん迷路に入り込むが、自らの過ちなど認めることはない。それは、一度認めてしまえば、これまでの己の所業の渦に巻き込まれることへの「畏れ」があるに違いない。だから、世の中を転々と移り動き、新たな縁を繋いでは切り、また、縁を切っては別の縁を繋いで行くのである。

 SNSで絶賛されている「緩い関係」だが、筆者はあまり好まない。何故なら、その「緩い関係」が、上記の落ち着きのない人たちの所業を助長する可能性も高くなってくるからだ。そんな「緩い関係」で、真剣勝負の仕事などできるはずもないのだから。

 先見塾にて、IT総論各論、Macなどのパソコンのハード&ソフトの概念と操作法、英会話などなど、一所懸命教授してきた。数十年間、数億という自己投資をしてきた中で得たことを、惜しげもなく教えてきた訳だが、それも、素知らぬ顔して、無償でそのノウハウを盗み取ろうとした人間も何十人も居たことは否めない。・・・今の時代、恩師を蔑ろにすることなど、心も痛まぬ身勝手者・・・即ち、人生の迷路を歩む人たちが、随分増えてきているのである。

 悲しいかな、それが現実。

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  • posted by Chikao Nishida at 2015/5/24 12:48 am

バイキング大盛況の最中に・・・

▼熊本ホテルキャッスル玄関ロビー
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 昨日は、午後2時からの会議が入っていたので、定刻通り、熊本ホテルキャッスル ダイニングキッチン九曜杏へ足を運んだ。

 会議は午後2時から午後5時頃まで続いた。気づけば、午後5時半からアーリーサマーバイキングがスタートする。毎週、金曜、土曜、日曜、月曜と続くのである。

 目の前のテーブル、更に右奥のテーブルには、熊本財界の重鎮が座り、目が合うと、互いに自然と会釈をしてしまう。目の前の重鎮は、以前、日本経済新聞(全国紙)表紙でも紹介された、嘗ては、熊本財界の司令塔とでも言うべき切れ味のよい経営者だ。また、右奥は、専門学校で大成功を収めた人物である。

 前者の重鎮との出会いは、30年ほど前に遡る。筆者が新聞社主催のセミナーを企画すると、必ず朝一番に申込の電話を入れ、ニューメディアに関して、すこぶる関心を持ったお方だった。SHARPの電子システム手帳セミナーを新聞社告に掲載すると、その方が1番、2番目には、必ず、当時の日本電信電話公社熊本支店長の氏名があったことを覚えている。

 後者の実業家は、筆者と同郷でもあり、他界した実兄と同級生でもある。いつも和かにソファーに座り、面会を求めてくる若者と談笑していることが多い。以前、筆者の著「如水」を手渡したこともあり、それから会うたびに互いに声を掛けるようになった。気さくで、心にゆとりあるオシャレな方である。

 このように、同レストランのいつもの席に座っていると、日々、何らかの物語が繰り広げられる・・・。

 バイキングの時間帯にも関わらず、3テーブルだけはバイキング料理ではなく、いつものスタンスで、いつものメニューからオーダーし、夕食の時間を其々にじっくりと楽しんでいた。

 周囲を見回すと、どっと押し寄せたバイキングのお客に、スタッフたちはてんやわんやの大騒ぎ。筆者は会議も円滑に進み、無事終了したので、たまたま持参していた望遠レンズを使って、同レストランのスタッフの動きをチェイスしてみた。

 750mm程度の望遠なので、結構遠くのスタッフをチェイスできる。カメラのオートフォーカス設定をCの3Dとして、動く人間の顔をリアルタイムに追っ掛け、シャッターを連写して行くのだが、勘の良いスタッフは、遠いところから筆者の動きを察知して、ファインダーから、瞬間的に姿を消す者も居る。多忙にも関わらず、無言の駆け引きをしながら、仕事を楽しんでいる姿に、互いに笑みがこぼれてしまうのである。

 こんなに心地よい環境を頂き、日々感謝の念を持つばかりである。お仕事、お疲れ様でした。


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  • posted by Chikao Nishida at 2015/5/23 02:09 am

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