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十数年振りに母校を訪ねる・・・

▼山鹿市立山鹿小学校
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 十数年振りに母校である山鹿市立山鹿小学校を訪ねた。中学校に入学するころから、転勤族であった父の金魚の糞となり、県外を点々としていたので、郷里の母校に足を運ぶ事は滅多になかった。

 久し振りにその姿を見て、正直なところ、驚きの色を隠しきれなかった。無数にある記憶の箱が一度に開封されると、幼稚園や小学校時代の頃の出来事が、爆発するような勢いで、脳裏を駆け巡る。

 新校舎は、デザイナーズブランドのような、総ガラス張りで、室内は独特な構造となっており、木の香りが一杯の、憩いの為のパブリックスペースかと思うほどに、各施設が配置された機能美溢れる庭園そのものである。

 筆者が小学校2年生になる頃に、当時の木造教室が全て鉄筋コンクリート3階建ての校舎になったと記憶している。それから半世紀近くが立ち、その母校の姿は余りのも眩しく、近代建築物が現代建築物に、そして未来建築物に変わっていた。

 しかし、だだっ広い運動場は当時のままだ。運動会の後なのか、ライン引きでトラックを描いた跡があり、当時の小学校の大運動会の映像が、運動場一杯に広がって行ったのである。当時、鼓笛隊の指揮をしていた筆者は、行進の先頭を歩き、鼓笛隊の後にバトンガールが続き、その後に、1年生から全校生徒が行進して行ったのだった。

 同校は、熊本県北地区で最大級の小学校。1学年6クラスあり、全校生徒は約1500人ほど居たように記憶する。たぶん、現在は少子化となっており、かなり生徒数も減っているのだろうと・・・。

 また、運動場のすぐ東側には大宮神社がある。大楠が茂り、夏はクマゼミの鳴き声が絶えず、その木陰で遊び回っていた事を思い出す。大楠の上から降りて来た大きな青大将に腰を抜かしたり、地面に蝉の小さな穴を見つけては掘り起こし、それを自宅の机の引き出しで孵化させたりと・・・幼い頃の思い出は尽きない。

 このように、大人になった今、当時の自分の足跡を求めて、それをトレースするのも面白い。幼い頃は、善きも悪しきも罪はない。恨み、辛み、妬みもない、大らかな時代を過ごせたのである。・・・少なからずとも、歪んだ人生を送らずに済んだのは、幼少期において、この素晴らしい環境下で育つことができたのが一番の要因だろうと、つくづく親や友人、知人に、心より感謝しなければならないと・・・。


▼大宮神社
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  • posted by Chikao Nishida at 2014/9/16 03:49 pm

鞠智城散策・・・突如、モデル現る!!

▼モデル写真は、NIKON D800+NIKON Dfで撮影。

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 昨日は一日中ややくすんだ天候だったが、日差しは真夏のように強く痛かった。

 実は、昨日の目的は、リコーの「THETA」という、360度撮影可能なカメラの実験をすることだった。よって、2台の一眼レフを持って、阿蘇方面に車を走らせたのだが、三連休の二日目とあって、車は全然動かない。

 急遽、左折して渋滞を回避し、行き先を菊池、山鹿方面に変更した。三連休にも関わらず菊池周辺を走っていても、道はスカスカの状態。先ずは、鞠智城→石のかざぐるま→八千代座→山鹿市立博物館周辺→熊本県立装飾古墳館→江田船山古墳などが頭を過ったのである。

 しかし、車外は眩しいほどの太陽光が射しているので、先ずは腹ごしらえをするために、鞠智城へ足を運んだ。思ったよりも観光客が多く、売店やレストランはてんやわんや。二人で切り盛りをしているという売店&食堂。これは捌けるはずがない。料理がサーブされるのに、かなり時間を要して、客から何度も「あと、どれくらいかかりますか?」と、やんややんやのクレームがあり、何となく食堂内は重苦しい空気に包まれつつあった。

 腹拵えを済ませ、鞠智城跡のメインである鼓楼に向かった。リコーの「THETA」を設置し、360度映像をどう撮るかを考えていた矢先、若い女性二人が、興味深げに見ていたのだった。会話を交わしている中で、仲良し二人を彼女たちのスマホで撮ってもらいたいとのオファーがあった。

 設置している時点で滝のような汗に苛まれていた筆者だが、折角だから自前の一眼レフで旅の思い出を作ってあげようかと思い、要らぬ世話だったかも知れないが、二人のスナップを撮る事にした。勿論、口頭ではあるが、肖像権の話をした上で、その了解を得て、撮影開始。

 二人は全てに好奇心を持ってアグレッシブに動く、健康的でキュートな女の子のようだった。満面の笑みを、ズームとワイドを使って撮影を行い、昨日Facebookにアップしたのである。筆者も仕事柄、二人に名刺を渡して自己紹介を行い、FacebookやBlogニュースにアップするので、お気に入りの写真があればご自由にダウンロードして使って頂くように促した。

 阿蘇五岳の360度映像を諦め、若干凹みながら鞠智城に来た訳だが、逆に、素敵なモデルたちと出逢う事ができて、結果オーライである。・・・太古の時代を探るツアーに参加した、鹿児島からの女性たち。若さ爆発の楽しい旅行を終え、無事帰途につかれることを願うばかりである。

 熊本県内は、まだまだ観光資源が眠っている。それを如何に表舞台に出すかは、県民の意識次第である。よって、加速度を上げて観光立県に向けて走らねばならないが、急ピッチにインフラ整備、観光施設の拡充を積極的に行わねば、他県の観光立県に遅れをとるばかりとなってしまう。

 ちなみに、熊本県内には名所旧跡、名刹など沢山ある訳で、更に、国立公園が二つも存在するという贅沢な環境なのだ。しかし、従来からの行政主導・行政依存型のスタイルを脱しきれず、受け皿となるべき観光施設全体の意識の低さが、進化を妨げる要因にもなっている事に、皆が気付かねばならぬと思った次第・・・。
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▼料理はiPhoneで撮影
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▼鞠智城跡サイト(ロゼッタストーン公式サイト内)
 https://www.dandl.co.jp/gold/kikuchijo/Link

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  • posted by Chikao Nishida at 2014/9/15 08:10 am

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