
一眼レフカメラを手にすると、先ずは標準、そしてマクロや望遠と・・・色んなレンズを装着しては撮りまくる。やがて、マクロに飽きて、望遠に飽きて、ワイドに飽きて、また標準に戻ると言う。
筆者もご多分に漏れず、最初は明るい大口径50mmの標準レンズを使って、バチンバチンと撮りまくった。しかし、明るいからと言っても、段々と欲が出てきて、その写真が扁平で奥行きの無い、ただ派手派手な感じを受けるようになった。
更に望遠レンズで、遠くの被写体を撮りまくっても、何とも面白みもない。マクロを使って料理や花々を撮りまくっても、仕事には繋がるが、作品としてわざとらしくなり面白みに欠けてきた。
そういったレンズをグルグル使いまくっている中で、ワイドレンズを装着した時のこと・・・SIGMA 12-24mmやNIKKOR 20mm(オールドレンズ)などで撮ると、同じ一枚の写真のサイズなので、画像情報が凄くぎっしりと詰まった写真となる事に興味を持つようになった。
しかし、ファインダーの四隅に行けば行くほど歪みが出てくる。まあ、高級レンズではないので仕方ないが、画角、フォーカス、そして太陽光の取り込み方次第では、何とも味のない写真ばかりとなってしまう。被写体を選ばなきゃ、折角の超ワイドが死んでしまうのである。
何度撮影しても、フォーカスの落としどころが見つからない。f値を上げると、シャッタースピードが鈍足となり、ハラハラ、ドキドキ、イライラの撮影になってしまう超ワイドレンズ。・・・今狙っているのはカールツァイス25mmのマクロのようなウルトラレンズだ。売値は9万ほどだろうが、なかなか手が届きそうで届かないもどかしさを覚える筆者である。・・・いやはや、前玉から被写体が2センチの距離でも撮れるのには驚いた。


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