▼Nikkor-UD Auto 20mm F3.5を装着した、NIKON Df。

先般、カメラ専門店の老舗 カメラの坂梨(熊本市上通町9-12)に、掘り出し物があると言う。・・・それは、Nikkor-UD Auto 20mm F3.5(9群11枚レンズ・400g・発売年月日1968年1月)という銘玉だ。製造から40年以上が経過しており、既に製造中止となっている。
勿論、最新鋭機 NIKON Dfに付けても、完全手動でフォーカス、f値などの設定をしなければならないが、すこぶるシャープなたいへん優れたレンズである。40年以上が経っているという化石のような超広角レンズだが、周辺のフレアも少なく、歪曲もほとんど目立たない。被写体細部の緻密な描写は実に素晴らしい。
最近、レンズも大変進化して、優れたレンズが世に出回っている中、このような化石のようなレンズであっても、銀塩時代を彷彿とさせるような銘玉は、いつまでも残しておきたいもの。
因みに、試し撮りを行った。・・・カラーよりもモノトーン向きだとの評価が高いが、まあ、カラーであっても気軽に撮影できるレンズではないかと・・・。ただ、予想以上に寄って写せるので、次回、野外撮影で実験したいと考える次第。
▼Nikkor-UD Auto 20mm F3.5

【ロゼッタストーン公式サイト】 http://www.dandl.co.jp/

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