
カメラのご先祖は、カメラ・オブスクラである。その原理とは、ちょうどピンホールカメラと同じ様なもので、小さな穴を通して景色が手前のスクリーンに投写される。・・・現在の一眼レフの光学ファインダーは、正しくその仕組みと同じものなのだ。
現在の筆者の愛機は、NIKON一色となった。単焦点レンズからズーム、ワイドと揃えて、取材に行くのが楽しみな毎日となっている。しかし、遠くのものを撮そうが、間近なものを撮そうが、フォーカスさえしっかりとしていると、ちゃんとした写真として見れるのが不思議でたまらない。「人間の知恵って、凄いな!」と呟きながら、ファインダーを覗き込んでしまう。
写真下2枚をご覧頂きたいのだが、2枚とも同じカメラで撮影したもの。一つはマクロレンズを使用してモンブラン万年筆のペン先を接写したもので、もう一つは中秋の名月・・・珍しい満月を、ズームレンズを使用して撮影したもの。
2枚とも、ちゃんとした写真として見ることが出来る。・・・目の前2センチほどの距離も、38万キロ離れた月もくっきりと見えるのが不思議でならない。・・・まあ、レンズと焦点距離の問題であると言えばそれまでだが、筆者にとっては、常に新鮮に感じるカメラの仕組みなのだ。
あれこれつまらんことを言っていると、何を撮って良いのか迷うので、日々何かを感じるものがあれば、フットワーク良く取材に行こうかと考える次第。
カメラって、本当に楽しいものですね!!!


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