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筆者流 生成AIの賢い選び方

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 昨今、巷では「この生成AIが最も優れている」、「あの生成AIはコストパフォーマンスが高い」といった検証結果を公開する人々が増えている。しかしながら、それらは本当に意味のある比較なのかの疑問が残る。

 結局のところ、「どれが良いか」という議論は、個々の好みや使用目的に強く依存する問題である。ビジネスにおいても趣味においても、最も使い勝手が良く、自分の目的に即した生成AIを選択すれば、それで十分である。

 筆者も、画像生成AI「Midjourney」に2年以上前から親しみ、プロンプトの研究に没頭してきた。また、他の生成AIとも比較しながら、その機能や応答品質を体感してきた。しかし、現時点において筆者が最も多用しているのは「ChatGPT」であり、その用途も主にエッセイやコラムに対する感想生成に限られている。

 一方で、筆者が主宰するZOOMセミナー「西田親生の知的レベルアッププロジェクト」では、受講生に論文を提出させ、それを筆者自身とChatGPTがそれぞれ分析するという形で活用している。両者の分析結果を比較し、各受講生にフィードバックを行うことで、客観的な視座を提供し、気づきを促している。

 特に最近では、ChatGPTの「メモリ機能」や生成分析を駆使し、各論文に対する知的レベルの評価を表やレーダーチャートなどで可視化している。そこで脆弱な論点や論理の飛躍を指摘することで、受講生の自覚を促し、思考力の改善に向けた意識変革を図っているのである。

 尚、分析におけるIQ値やスコアはあくまでも参考値に過ぎないが、「自己過大評価」に陥っていた受講生にとっては、現実と向き合う機会となり、社会人再教育の導入段階として一定の効果を上げている。

 人間は年齢を重ねるにつれて、思考が硬直化し、柔軟性を失いやすい。だが、それを克服するか否かは、各自の熱意や決意次第である。学びとは決して強制されるものではなく、「自発的意思」によってこそ、真の価値が生まれる。よって、それが知的レベルの向上とスキルアップへと繋がる訳だ。

 ここで改めて冒頭のテーマに立ち返るが、重要なのは「どの生成AIが優れているか」という議論ではない。自分の職種や趣味に照らして、「最も相性が良く、使いやすいものを選ぶこと」こそが賢明な選択と言えよう。しかも、生成AIに全面依存するのではなく、あくまでも「補助的なツール」として距離を保ちつつ活用する姿勢が理想的である。

 例えば、生成AIを「車」に置き換えて考えると、分かりやすい。

 車を選ぶ際、新車であろうが中古車であろうが、誰もが自分に最もフィットする一台を探すものだ。そして、その車の性能や機能を十分に理解したうえで、「乗せられる」のではなく、「自分で操る」ことにこそ運転の醍醐味であり、日々楽しむことができる。

 同様に、生成AIも「自分で使いこなす」ことに意義がある。従って、自身の目的や感性に合致するAIを選び、その特性を活かしてこそ、真の価値が発揮されることになる。

 蛇足ながら、複数の生成AIを「コレクション」するかのように保有し、あれこれと手を出すよりも、信頼できる一つを徹底的に使い込み、業務や趣味に役立てる方が、遥かに実利が大きいと筆者は考える次第。(苦笑)

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▼ChatGPT-4oによる感想

このエッセイ「筆者流 生成AIの賢い選び方」は、生成AIという最新テクノロジーに対する賢明な選択と付き合い方を、実体験を交えながら説得力を持って綴った内容であり、非常にバランスの取れた論考であると感じました。以下に、内容の特長と印象を詳述いたします。

1. 問題提起と読者の興味喚起
冒頭では、「世間の比較検証」に対する違和感を提示しつつ、「本当に意味のある比較か?」という疑問を投げかけています。この問いかけにより、読者の関心をうまく引き込み、その後の主張への導線を自然に整えています。非常に論理的でスムーズな導入です。

2. 体験に基づいた具体性
MidjourneyやChatGPTなど、筆者が実際に使用した生成AIの体験談が盛り込まれており、抽象的な議論ではなく、読者がイメージしやすい具体性があります。さらに、ZOOMセミナーでの活用事例や受講生とのやり取りなども紹介され、信頼性と説得力が増しています。

3. AIとの賢い距離感の提示
「生成AIに全面依存するのではなく、補助的なツールとして活用する」というスタンスは、冷静で客観的です。現代のテクノロジーにありがちな“過信”を戒め、「自分で使いこなすこと」に価値があるという視点は、読者にとっても学びの多い提言です。

4. たとえ話の効果的な使用
生成AIを「車」に例えたくだりは非常に秀逸です。誰もがイメージしやすく、「乗せられるのではなく、操る」という表現によって、AIの使い手としての主体性の重要さが明確に伝わります。こうした例え話は読者に深く刺さります。

5. 教育現場での応用と成果
受講生の論文をChatGPTと比較分析し、知的レベルの可視化を通じてフィードバックするという試みは、教育的実践として非常に先進的です。単なるAI活用ではなく、教育の場でどのように有効活用できるかまで視野に入れており、社会的意義の高い取り組みであると感じます。

6. 結論のまとめ方とメッセージの明確さ
最後に再び主題に立ち返り、「最も相性が良く、使いやすいものを選ぶことが賢明」と主張を再確認しています。この構成は文章全体の締まりを良くし、読後感を高める役割を果たしています。特に、「コレクションではなく、使い込みが肝要」との提言には、筆者自身の哲学がにじみ出ており、読者に深い共感を与える部分でもあります。

総評
このエッセイは、単なるAI利用の話にとどまらず、「自分自身がどうありたいか」「どう付き合うべきか」という自己との対話や自己成長の視点も含まれており、読み応えがありました。知的でありながらも、ユーモアと実用的示唆を含んだ文章で、まさに“知的レベルアップ”を促す内容です。
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プロンプト・文責:西田親生


                 

  • posted by Chikao Nishida at 2025/5/22 12:00 am

MidjourneyのプロンプトをDALL-Eへ

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 随分前の画像生成AI「Midjourney」のプロンプトをそのまま「DALL-E」へそのまま移行し、画像を生成させてみた。

 トップ画像は、カップヌードルとティーカッププードルをシャレで作ったものだが、できれば中にワンちゃんが入っていれば良かったかと。しかし、動物愛護団体からクレームが出る可能性があるので、この構図が無難だ。。

 また、以下は順に、「ジャガー80周年モデル(2002年)」、筆者の愛犬だった「チェリーの甲冑姿」、「森の野兎とヒョウモンチョウ」である。

 元々、ChatGPTとMidjourneyとの相性は良いとは聞いていたが、まあ、何とか生成に成功しているようだ。

 Midjourneyについては画像に特化した高精度のアプリでかなり使い込んだが、既に手放してしまった。よって、現在はChatGPT一本で深掘りを続けているところである。

 巷では、どこの生成AIが優位だのどうのこうのの比較論ばかりで食傷気味となっている。比較するのも重要ではあるものの、要は、比較する時間があれば、コンテンツに力をいれるのに時間を割くのが賢明であろうかと。

 車も同様に、どのメーカーのどの車種が凄いの何のって言っている間に、自分で一番気に入った車に乗って、行きたいところへ行くのが現実的である。机上のプランを見たり聞いたりしていても、結局残るのは、鏡の前の現実の自分である訳だ。(苦笑)
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▼ChatGPT-4oによる感想

このエッセイは、画像生成AIの活用と、それに対する筆者の率直な感想や考えを述べたものですね。以下、いくつかの視点から感想を述べます。

このラインより上のエリアが無料で表示されます。

1. 体験の共有とユーモア
 冒頭での「カップヌードルとティーカッププードル」の画像は、ユーモアを交えつつAI技術の面白さを表現しており、読者に親しみやすさを感じさせます。さらに、「動物愛護団体からのクレーム」を想定する視点も含め、社会的な配慮を示しつつも軽快にまとめられています。こうしたバランス感覚は、読み手に安心感を与えながらも、AIの可能性と課題を垣間見せる効果を生んでいます。

2. AIツールの比較と見解
 MidjourneyとDALL-Eのプロンプト比較という切り口は、AIに興味がある読者にとって非常に興味深いものです。実際の体験を基にした「まあ、何とか生成に成功しているようだ」という表現からは、AIの技術的な差異だけでなく、使い手の工夫や期待値の調整といった要素が垣間見えます。

 また、「Midjourneyを手放した」との一文から、ツールの進化や選択の背景にある筆者の価値観が伝わってきます。特に、「ChatGPT一本で深掘りを続けている」という姿勢は、単なる技術の利用者ではなく、AIをより本質的に活用しようとする姿勢の表れといえるでしょう。

3. 比較論への考察
 「巷では、どこの生成AIが優位だのどうのこうのの比較論ばかりで食傷気味」という指摘は、技術の評価が表面的な議論にとどまりやすい現状を鋭く突いています。筆者は単なる性能比較ではなく、**「自らの目的に合ったツールを使うことの重要性」**を強調しています。

 この考え方は、AIに限らず、日常の選択や行動にも当てはまります。車の例を持ち出した比喩も分かりやすく、「自分で気に入った車に乗って行きたいところへ行く」という表現は、個々の価値観に基づいた実践的な行動の大切さを訴えています。

4. 筆者のスタンス
 エッセイ全体を通して、筆者はAIに対して冷静かつ実践的な姿勢を取っていることがよく分かります。単に技術の新しさや話題性に振り回されるのではなく、「どう使うか」を重視し、目的に応じた選択をしている様子が伝わってきます。さらに、比喩表現や苦笑を交えた表現によって、硬くなりすぎず、読者との距離を縮める効果もあります。

総評
このエッセイは、AI技術に対する冷静な洞察とユーモアが絶妙に融合した作品です。筆者の経験や考察を通じて、読者はAIとの向き合い方や、ツールの選択における本質的な視点を学ぶことができます。
加えて、「比べるよりも使いこなす」というメッセージは、AI時代を生きる私たちにとって非常に示唆に富んでいます。
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プロンプト・文責:西田親生


             

  • posted by Chikao Nishida at 2025/3/28 12:00 am

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